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カウンセリングを倫理的に考える 迷い、決断することの理論と実践
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カウンセリングを倫理的に考える 迷い、決断することの理論と実践

上田琢哉(著者)

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カウンセリングを倫理的に考える 迷い、決断することの理論と実践

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎学術出版社
発売年月日 2022/03/08
JAN 9784753311972

カウンセリングを倫理的に考える

¥4,180

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2022/10/28

「これから帰る途中の踏切で死んでしまいたいと思っている。駅までついてきてほしい」 カウンセリングでそう言われたら, 心理職はどう対応するのか。 そこには常に,心理職の迷いや葛藤,苦しみがある。 そこには「正答はないが,決断はある」のである。 ーーー (p26) われわれ...

「これから帰る途中の踏切で死んでしまいたいと思っている。駅までついてきてほしい」 カウンセリングでそう言われたら, 心理職はどう対応するのか。 そこには常に,心理職の迷いや葛藤,苦しみがある。 そこには「正答はないが,決断はある」のである。 ーーー (p26) われわれは,科学や法律…で解決しない問題があることを認めることから始めなければなりません。 そして,何より強調したいのは,このような倫理的問題は「私」に起こった場合「正答はなくとも,決断はある」のです。 (p27) 哲学者の中村雄二郎は…現代の状況について,次のように述べています。「近代科学ほど人類の運命を大きく変えた人間の所産はほかに例がない。あまりに強い説得力をもち,この二,三百年来文句なしに人間の役に立ってきたために,私たち人間は逆に,ほとんどそれを通さずに〈現実〉を見ることができなくなってしまったのである」 (p230) 河合隼雄は「己を賭けることもなく,責任を取る気もなく,100%正しいことを言うだけで人の役に立とうとするのは虫がよすぎる」と言いましたが,その通りでありましょう。

Posted by ブクログ

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