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米中対立の先に待つもの グレート・リセットに備えよ
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米中対立の先に待つもの グレート・リセットに備えよ

津上俊哉(著者)

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米中対立の先に待つもの グレート・リセットに備えよ

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BPM
発売年月日 2022/02/18
JAN 9784532177188

米中対立の先に待つもの

¥1,980

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2023/11/14

新型コロナウイルス感染症の流行以降、米国と中国との対立があらわになった。これから中国はどう動くのか?同国で今起きている変化、課題を読み解き、その未来を見通す書籍。 2020年、米国は、コロナ・パンデミックの責任は中国にあると批判し、新疆ウイグル自治区での人権侵害批判も強めた。 ...

新型コロナウイルス感染症の流行以降、米国と中国との対立があらわになった。これから中国はどう動くのか?同国で今起きている変化、課題を読み解き、その未来を見通す書籍。 2020年、米国は、コロナ・パンデミックの責任は中国にあると批判し、新疆ウイグル自治区での人権侵害批判も強めた。 一方、中国の対米政策も、米国と「長期持久戦」を闘っていく、という方針に大きく転換した。その理由は、次の2つだ。 ・米中関係の回復は望めそうにない、と見切りをつけたこと。 ・対米観に大きな変化が生まれたこと。かつての米国は仰ぎ見る存在だったが、中国の経済発展につれて、「中国の方が優れている」という考えが生まれるようになった。 中国国内では、“持てる者と持たざる者”という「資産」格差の問題が生まれている。その原因は、次の通りである。 ・不動産価格が高騰し、不動産バブルが生じたこと。 ・ゾンビ企業(自力では借金を返済できない不良企業)の処理を先送りし続けてきたこと。 中国はリーマン・ショック後、成長が低下する度に景気刺激(投資)を行い、高い成長率を維持している。だが、資金の多くは借り入れであるため、過剰債務が問題となっている。 中国は、「左派」(一党独裁、計画経済重視)と「右派」(権力の監督、市場の働きを重視)の間を揺れ動いている。1980年代は経済、政治の両面で改革開放が進むなど右旋回し、WTOに加盟した2001年頃から左派・保守派の声が優勢になった。 今後、中国が西側に親和的な方向に変化しても、それで「歴史の終わり」にはならない。民主化や権力の分散により党・政の腐敗が深刻化し、再び個人集権に向かう可能性がある。

Posted by ブクログ

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