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時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子 講談社学術文庫
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/02/10 |
JAN | 9784065272459 |
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時間の分子生物学
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時間の分子生物学
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商品レビュー
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ヒトのほか、ショウジョウバエやマウスの睡眠の遺伝子レベルでの研究に関する本。どうして眠くなるのか、生物時計はどうやって24時間を刻むのかなど基本的な疑問を分かりやすく解明してくれる。 ところで、生物が眠くなる時、それは何か眠気を誘うホルモンなどが分泌されるのではなく、逆にオレキシ...
ヒトのほか、ショウジョウバエやマウスの睡眠の遺伝子レベルでの研究に関する本。どうして眠くなるのか、生物時計はどうやって24時間を刻むのかなど基本的な疑問を分かりやすく解明してくれる。 ところで、生物が眠くなる時、それは何か眠気を誘うホルモンなどが分泌されるのではなく、逆にオレキシンというホルモンが分泌されて覚醒するのだという。そしてこれがなくなるとまた眠くなる。 ここからは僕のテキトーな私見だが、それならば、眠っている状態が生物の元々の姿であって、食料を取ったり生殖活動のために、仕方なく起きているだけではないだろうか。生物は起きて活動するために睡眠を取るというのとは逆だといえる。 ならば、睡眠中こそがあるべき姿なのだから、起きているときのことをあれこれ悩むのは大変つまらないことなのである。起きている時間中どんなに不幸な境遇にあろうが、そんなものは全く気にする必要はない。毎日気持ちよく寝られればよしとしよう。事情が許せば引きこもりや寝たきりで何が悪いのかという気になった。 大きなことや小さなことに悩んでいる人は、ぜひ読んでみてもらいたい。
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当たり前、と思っていることを、そういえばなぜなんだろう、どうなっているんだろう、と不思議に思う。それが科学のとば口であり、醍醐味でもある。そういう本はだいたい楽しい。 一日はだいたい24時間で、昼が来て夜が来るのは太古の昔から変わっていないし、昼行性にしろ夜行性にしろ生き物が一...
当たり前、と思っていることを、そういえばなぜなんだろう、どうなっているんだろう、と不思議に思う。それが科学のとば口であり、醍醐味でもある。そういう本はだいたい楽しい。 一日はだいたい24時間で、昼が来て夜が来るのは太古の昔から変わっていないし、昼行性にしろ夜行性にしろ生き物が一日の繰り返しに合わせて生活しているのは当たり前、ではある。では生き物はどうやって24時間を測っているのか? そりゃ日の出/日没だろ、と思ったあなたはまだ足りない。季節によって昼の長さ、夜の長さは変わるけど、生き物は冬のほうが長く寝ている、わけでもないからだ。実験で一日中暗くしていても、だいたい24時間のペースで寝たり起きたりするそうだ。それは人間だけでなく、ハエなんかでもそうなんだという。生き物はどうやって、時間を測っているのだろう? というのが本書のとば口だ。そう言われてみれば不思議だ。え、ちょっと待て、ハエって寝るのか? そもそも睡眠ってなんなの? と思った方はきっと本書を楽しめる。
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