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バナナの木殺し 中篇小説集 台湾文学ブックカフェ2
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バナナの木殺し 中篇小説集 台湾文学ブックカフェ2

アンソロジー(著者), 邱常テイ(著者), 王定国(著者), 呉佩珍(編者), 白水紀子(編者), 山口守(編者), 池上貞子(訳者)

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バナナの木殺し 中篇小説集 台湾文学ブックカフェ2

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2022/01/31
JAN 9784861828782

バナナの木殺し

¥2,640

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/04/23

「バナナの木殺し」は、ビー・ガンとかアピチャッポンが映画化したら面白いだろうな、とか想像を巡らせた。幻想的でぞくぞくする美しい物語だった。 「ろくでなしの駭雲」は、精神疾患を抱えた、様々なジェンダーを持つ人達が登場する。性志向に揺れる、生き方に揺れる主人公。自分の罪、弟の罪、正し...

「バナナの木殺し」は、ビー・ガンとかアピチャッポンが映画化したら面白いだろうな、とか想像を巡らせた。幻想的でぞくぞくする美しい物語だった。 「ろくでなしの駭雲」は、精神疾患を抱えた、様々なジェンダーを持つ人達が登場する。性志向に揺れる、生き方に揺れる主人公。自分の罪、弟の罪、正しいとはなんなのか。などなど、とてもパワフルでスピード感のある文章だった。また読み返したいなと思った。 2話目は琴線に触れず。残念。

Posted by ブクログ

2024/03/18

世界観が独特です。 怪奇的、幻想的。 ジェンダーや民族。 多様な個性。 現実か虚構かわからなくなるような感覚から、入り込むのが難しい部分もあったけれど、日本では体感できないこの広く深い人間模様、世界観を味わえることができておもしろかったです

Posted by ブクログ

2024/03/01

“存在”ということ。 あやふやでとりとめのない、自分からは決して見ることのできない“自分” だけど逃れられない、自分だから。 そんな葛藤の声が聞こえてくる、物語たち。 台湾ブックカフェ〈2〉は、三篇の中篇小説からなる。 「バナナの木殺し」 「載美楽嬢の婚礼」 「ろくでなしの...

“存在”ということ。 あやふやでとりとめのない、自分からは決して見ることのできない“自分” だけど逃れられない、自分だから。 そんな葛藤の声が聞こえてくる、物語たち。 台湾ブックカフェ〈2〉は、三篇の中篇小説からなる。 「バナナの木殺し」 「載美楽嬢の婚礼」 「ろくでなしの駭雲」 どの物語も現代社会の問題が取り込まれているが、根底には台湾という土地に根差した香りがあり、特別で味わい深い。 私はぜひ「載美楽嬢の婚礼」を映像化してみたい。 きっとラストシーンは印象に残るものになると思う……。

Posted by ブクログ

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