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INTELLIGENCE 最強の知的武装術 イギリス諜報機関の元スパイが教える 残酷な時代を乗り切る10のレッスン
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INTELLIGENCE 最強の知的武装術 イギリス諜報機関の元スパイが教える 残酷な時代を乗り切る10のレッスン

デビッド・オマンド(著者), 月沢李歌子(訳者)

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INTELLIGENCE 最強の知的武装術 イギリス諜報機関の元スパイが教える 残酷な時代を乗り切る10のレッスン

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2022/01/26
JAN 9784478110881

INTELLIGENCE 最強の知的武装術

¥1,980

商品レビュー

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2024/10/20

 著者が提唱する「SEES分析」、すなわち「状況認識」、「事実説明」、「状況予測」、そして「戦略的警告」の4つをもとに、現代人がいかにして過酷な出来事を乗り切るのかを提示する。また上記以外に、推論や論理的思考において重要な要素や情報を賢く活用するためのポイントと、全部で10のレッ...

 著者が提唱する「SEES分析」、すなわち「状況認識」、「事実説明」、「状況予測」、そして「戦略的警告」の4つをもとに、現代人がいかにして過酷な出来事を乗り切るのかを提示する。また上記以外に、推論や論理的思考において重要な要素や情報を賢く活用するためのポイントと、全部で10のレッスンを読書に教授する。  状況認識だが、ここで大切なのが、知識というのは常に断片的で不完全であり、ゆえに間違えることがあるということ。そこで著者はベイズ推定を用いてそれぞれの状況を認識すべきだと唱える。事実説明については、事実を検証するためには説明が求められるということである。状況予測は、予測そのものに限界があること、また文化の違いや偏見には注意すべきである。戦略的警告については、これが念頭に置くことで、かりに予期せぬことが起きたとしても過剰に焦る必要がないことがわかる。  次に推論をチェックするための3つのポイント、すなわち「認知バイアス」、「強迫観念」、「偽情報」に触れるが、これらはいずれもたとえ個人がどんなに有能な人物であったとしても、陰謀論に捉われ、最悪グループさらには組織全体でそのような罠に引っかかってしまう例があると注意を促す。そうならないためにも、外部の視点を持つことが大切である。  最後に賢明な情報の活用法であるが、これは相互の立場を知り、そこからお互いの共通の利益が何であるのかを見出すことが、今後の情報社会を生き抜くうえで重要なスキルである。

Posted by ブクログ

2022/09/07

情報を武器にする時代・情報戦略、現代は競合他社の情報を如何に素早く入手し、情報を力に変えることだ。(収集力・分析力・仮説力・実行力)特に課題は入手した情報そのものが正しいか否かを判断することの重要性は必須である。そこには「常に何故」から「どのように対応するかの仮説から選択肢」を用...

情報を武器にする時代・情報戦略、現代は競合他社の情報を如何に素早く入手し、情報を力に変えることだ。(収集力・分析力・仮説力・実行力)特に課題は入手した情報そのものが正しいか否かを判断することの重要性は必須である。そこには「常に何故」から「どのように対応するかの仮説から選択肢」を用意することだ。私の対策は如何にシンプルに誰もが即座に(知的武装)理解、実行できることだ、と思う。

Posted by ブクログ

2022/07/20

著者が編み出した、SEES分析を活用することで、よりよい意思決定ができるようにするがメッセージです。 前半は、SEES分析の解説です。 SEES分析とは次をいいます。 ①状況認識  実際に何がおきているのかをできるだけ正確に知ること ②事実説明  実際に何がおきているのかを...

著者が編み出した、SEES分析を活用することで、よりよい意思決定ができるようにするがメッセージです。 前半は、SEES分析の解説です。 SEES分析とは次をいいます。 ①状況認識  実際に何がおきているのかをできるだけ正確に知ること ②事実説明  実際に何がおきているのかを事実説明すること。動機を理解して、もっとも、整合性のある説明を組み立てること ③状況予測  時間の経過による変化を予測すること。原因を理解して、なぜその行動をとったのかを説明し、状況を予測すること ④戦略的警告 長期にわたるリスクを戦略的警告を発すること、交通事故にあわないようにあらかじめ予測できているリスクを周知することにより、予測できないリスクに突然遭遇しないように警告すること この4つのプロセスをとることで、より信頼性の高い説明モデルを生み出し、ある程度予測ができるリスクを共有することで、予想外の事態が起きることを回避できます。 後半は、SEESモデルの活用編です。 まず、不確かな情報をチェックするための方法を説明します。バイアスや、先入観、強迫観念、そして、偽情報といった、適切な意思決定を行う阻害要因をまず排除する方法を説明します。 その上で、得た情報を有効に活用し、競争相手と信頼関係を築くためには何をすべきかを語っています。 本文にて、興味を引いたものは、次の通りです。 ・情報を武器にすればリスクはチャンスに変えられる。何が起こっているのかを理解し、その背景を説明し、今後のどのように発展するのかを予測する。 ・知らないよりも、知っておいた方がいい。問題に対して、目を曇らせれば、不適切で、ときに破滅的な決定をすることにつながるからだ。 ・ベイズ推定という、統計的な手法を使って、結果による推定をより現実に近づける ・同じ事実でも、解釈によって正反対になる。このために、できる限り、偏見によらないように判断をしなければならない ・見たものを正確に説明することがとても重要だ。 ・ホイヤーの表というものをもちいて、仮説と、証拠を評価する。重要なのは、有利な証拠が最も多い仮説ではなく、不利な証拠が最も少ない仮説を選択すべきである。 ・カッサンドラ効果:自分が発する警告を信じてもらえないこと ・脅威の一貫性を確保するため、確率の尺度を用いている。ほぼ確実 95~99% から、可能性はほとんどない 1~5%、まで7段階 ・情報の評価、大切な3つ ①何をしっているのか ②何をしらないのか ③どう考えているのか ・フォン・レストルフ効果:バイアスの1つ、異質に見えるもののほうが記憶に残る ・一緒に仕事ができる人とは(サッチャーがゴルバチョフをみて)、相手の話をきちんと聞き、誠実に対話し、決断をする心構えがあること ・UKとIRAとの交渉、裏ルートとして、「管」と呼ばれる秘密の情報源を介していた。 ・複雑な交渉においては、双方が騙されたり、欺かされたりしなことを確かめようとする ・相手の考えを密かに知る方法があれば、重要な局面で助かることができる ・交渉では、いくら妥協をしても譲れない「最低線」が双方にある。 ・強固な関係を築くことは価値がある。また、他人の秘密を扱うのに必要な信頼を築くには時間がかかることでもある ・真の協力関係とは、どの関係者も共通の理解を得られるようにすることである ・現代では、防衛・安全保障・諜報の世界がインターネットを通じて日常に直接入りこんでいる。 ・自分自身を守る最初の一歩は、サイバースペースのような場所はないと認識することだ。サイバースペースは総意的幻覚にすぎない。そこに長くいないほうがいい。 目次は、以下です。 プロローグ 知的武装術のレッスンはなぜ必要なのか 第1部 スパイ必須のSEES分析  レッスン1 状況認識 知識はつねに断片的で不完全でときに間違っている  レッスン2 事実説明 事実は説明を必要とする  レッスン3 状況予測 予測には十分なデータだけでなく説明モデルが必要  レッスン4 戦略的警告 予期せぬ事態もそれほど驚く必要はない 第2部 推論をチェックするための3つのレッスン  レッスン5 認知バイアス   レッスン6 強迫観念  レッスン7 偽情報 第3部 情報を賢く活用する3つのレッスン  レッスン8 相手の立場で考える  レッスン9 真の信頼官憲を構築する  レッスン10 デジタルメディアという”脅威” エピローグ 楽天主義における最後の教え

Posted by ブクログ

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