「世界基準」で動け 新時代の人生サバイバル戦略

山本康正(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2022/01/22
• JAN: 9784479797593

商品レビュー

2022/10/13

今後の働き方に対して警鐘を鳴らしてくれている本
英語力、ディスカッション、質問力など必要になるスキルをリストアップされているが、特に大切なことだと感じたのは最後の対談で示された３つのスキル。

・自分の答えを見つける力
・パッションを共有する力
・自分のユニークなトンガリを好きになる力

2022/06/06

新たな気づきが無かったため、厳し目の評価としたが、
書かれている内容は至極真っ当であり、日本の課題。

2022/04/10

日本の国力がここまで下がってしまった要因の1つは、英語でコミュニケーションや情報収集ができる人材が圧倒的に少ないことであると言うことだった。
それは私も同意見。

著者の考えるこれからの時代に個人として求められるために必要な能力は5つある。

####【flier要約抜粋】
「テクノロジーの知識」「構造をつかみ、仮説を立てる力」「目利き力」「質問力」、そして「優位性の見極め」だ。そして、なければ致命的になる最重要スキルは、英語力である。####

日本人はよく英語を話せるようになりたいと言う希望や目標を言うが、そうではなく英語はあくまで手段であり英語で情報収集する、英語で学習すると言うような表現が最適だと感じる。

とは言え留学して感じた事は、生活の中に多様な言語が溢れている。
英語をしゃべる人もいれば、ドイツ語しゃべる人もいるし、フランス語をしゃべる人もいる。
当たり前のように3国語4カ国語しゃべる人がいる。それはその人たちの能力が高いと言うわけではなく、生活必需品だからだと言うように感じた。

留学して英語や他の言語化を話せるようになっても日本に帰ってきて日本企業で日本人のみでコミュニケーションをしていたらあっという間に言語は忘れてしまう。
だからこそ生活の中に英語を使うと言う工夫をしていかないとそのスキルは落ちてしまう。
日本は言語を習得するにはハードルの高い国だと思う。

====
山本康正(やまもと やすまさ)
1981年、大阪府生まれ
東京大学大学院で修士号取得後、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)米州本部に就職
その後、ハーバード大学大学院で理学修士号を取得、修士課程修了後にグーグル株式会社に入社
大企業の幹部に対し、テクノロジーを活用したビジネスモデル変革等のDXを支援する、現在はベンチャー投資家

====
flier要約
https://www.flierinc.com/summary/2975