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まぼろし食堂のこじらせ美男 シャレード文庫
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まぼろし食堂のこじらせ美男 シャレード文庫

小中大豆(著者), 白崎小夜(イラスト)

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まぼろし食堂のこじらせ美男 シャレード文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2022/01/24
JAN 9784576220116

まぼろし食堂のこじらせ美男

¥770

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2022/02/07

会社の先輩にいいように丸め込まれパワハラを受け社内コンペの案を盗用されて、疲れはてて退職。これからどうしよう…と途方にくれやけ酒飲んで帰る道すがら、猫に導かれてたどり着いた「まぼろし食堂」。 なんか半分ファンタジーみたいな、でも登場人物それぞれ人生がうまく行かなくてここへ導かれ、...

会社の先輩にいいように丸め込まれパワハラを受け社内コンペの案を盗用されて、疲れはてて退職。これからどうしよう…と途方にくれやけ酒飲んで帰る道すがら、猫に導かれてたどり着いた「まぼろし食堂」。 なんか半分ファンタジーみたいな、でも登場人物それぞれ人生がうまく行かなくてここへ導かれ、肩の力を抜くうちに(それが数年だったり十数年だったりひとによりけりだけど)なんとなく人生の充電して再出発していく。 再出発した後もなんとなく集まっては酒盛りになったり年越ししたりと賑やかな感じもいい。 併設の下宿の現大家さん、青洲さんも、実は親との確執や仕事上の成功と挫折を味わって『一回休み』みたいな状態。仕事(本業?)はボチボチやってるものの、自分自身の幸せとか生き甲斐を本当には見いだせず迷路の中にいるような。 それが、迷い混んだ子りすちゃん(笑)の苑の、あまりに弱ってる様子に手を差し出し、一所懸命下宿や食堂の手伝いをしている様子、意外な才能に目を見張り、さらに自分が手を掛けることでふくふく肉がついて笑顔がみられるようになったらそりゃあ、情が湧くよね(*^^*) それが、ただの庇護欲じゃなくて、なんかこう、たまんない!愛しい!にじわじわ変わってく…けど元々本気で人と恋愛したことないからよく分からないでいる不器用さとか……読んでてほっこりする。 愛しい日常の空気感とか、OBのおみやで作るお料理たちとか、ファンタジーだけど地に足のついた地味な幸せが良かった~! 元職場のこ憎たらしいあん畜生の『ザマァ!』な結末もスッキリ~!

Posted by ブクログ

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