商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2022/01/20 |
JAN | 9784560072387 |
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山深い農村が千年に一度の日照りに襲われ村人たちが村を捨てて逃げていく中、73歳の「先じい」は目の見えない犬1匹と共に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るためにたった1人村に残り、日照りや飢餓、ネズミやオオカミと戦っていき、最後には‥ ただおじいさんと犬が日々生き抜いていく、それ...
山深い農村が千年に一度の日照りに襲われ村人たちが村を捨てて逃げていく中、73歳の「先じい」は目の見えない犬1匹と共に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るためにたった1人村に残り、日照りや飢餓、ネズミやオオカミと戦っていき、最後には‥ ただおじいさんと犬が日々生き抜いていく、それだけのストーリーなのに、胸に響き、圧倒的に引き込まれ、いっきに読み終えてしまいました。 帯のコメントで 「洗練の正反対にある生き方がもたらす感動は、地球サイズ、いや宇宙レベルといっていいほど大きいし、深い」 とあるのですが、まさにその通りの深い深い感動がありました。 著者は、中国河南省の貧しい農村で生まれ、飢えと孤独の中で幼少期を過ごした、と紹介にあります。 その生い立ちがあるからこそのリアルな農民の姿が深く心に響きました。
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今年読んだ本で一番の衝撃を受けたっていえる。 手垢がついたような、くだくだしいいいまわしのおされなほんはくそくらえというまでに。 とあるサイトで知ったこの作家、少し、暫く読み浸りたい。 中国の、ほぼ私と同じ世代の方、習近平と同対峙しているんだろう。 中国は時にとてつもない題材、...
今年読んだ本で一番の衝撃を受けたっていえる。 手垢がついたような、くだくだしいいいまわしのおされなほんはくそくらえというまでに。 とあるサイトで知ったこの作家、少し、暫く読み浸りたい。 中国の、ほぼ私と同じ世代の方、習近平と同対峙しているんだろう。 中国は時にとてつもない題材、人物、そして表現スタイルを提供する。 何がどうと言えない孤の中身、一読しかない。 詰らない私がコメントするなど、滅相もない。
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22冊目 反体制な発禁本を多数発表している一方でフランツ・カフカ賞も受賞している中国の作家を初読みです。 日照り続きの見捨てられた村で72歳の老人は全盲の犬と共に一本だけ残ったトウモロコシの苗を守ろうと奮闘。過酷な自然と対峙し、自分の生命を削りながら別の命を繋ごうとする様に、...
22冊目 反体制な発禁本を多数発表している一方でフランツ・カフカ賞も受賞している中国の作家を初読みです。 日照り続きの見捨てられた村で72歳の老人は全盲の犬と共に一本だけ残ったトウモロコシの苗を守ろうと奮闘。過酷な自然と対峙し、自分の生命を削りながら別の命を繋ごうとする様に、大地と共に生きる農民の気概を感じます。
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