商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2022/01/20 |
| JAN | 9784087443387 |
- 書籍
- 文庫
地面師たち
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地面師たち
¥814
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商品レビュー
3.8
294件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Netflix版の極彩色が目に残ったまま原作を開くと、静かだった。 辻本拓海は、母と妻子を火事で失い、抜け殻のようになったところを地面師・ハリソン山中に拾われる。交渉役として、後藤、竹下、麗子らと組み、泉岳寺駅近くにある市場価格100億円の土地を狙う。 土地の情報を集め、所有者になりすます人間を用意し、偽造書類で本人確認を抜ける。原作は、この分業を落ち着いた調子で積み上げる。高い報酬を求めて自ら参加する者がいる一方、顔が割れるなりすまし役には、借金を抱えた弱い立場の人間が選ばれる。地面師と匿流は同じ犯罪ではない。それでも、人を取り込む入口と、危険を末端へ押しつける構造には、同時代の嫌な手触りがある。 拓海は被害者遺族であり、同時に自ら人を騙してきた加害者でもある。父を破滅させた詐欺の主犯がハリソンだったと知っても、それまでの犯罪が消えるわけではない。それでも、どん底から救ってくれた男への追随が復讐へ変わる流れには、実に唸らされた。 原作では、誰が何を引き受け、誰に危険が押しつけられるのかがよく見えた。原作には、あの台詞は出てこない。「もうええでしょう」の話は、もうええでしょう。
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違法な不動産取引を行う詐欺師、通称「地面師」らの視点から描かれるクライム・サスペンス。話題となった同名ドラマの原作小説。 私が強い関心を持ったのは、ダークヒーローのような危うい空気をまとう主人公、拓海さんでした。 やり切れない過去を背負う彼がなぜ地面師になったのか……? 善と悪...
違法な不動産取引を行う詐欺師、通称「地面師」らの視点から描かれるクライム・サスペンス。話題となった同名ドラマの原作小説。 私が強い関心を持ったのは、ダークヒーローのような危うい空気をまとう主人公、拓海さんでした。 やり切れない過去を背負う彼がなぜ地面師になったのか……? 善と悪の間で揺れうごく拓海さんの姿が非常に興味深かったです。 行動の予測がつかないハリソン山中が人気で、私も彼の存在に心が震えるのですが、主人公にも着目してほしいと感じています。 すでに小説やドラマで本作に触れた方は、今度は別の視点でこの本を読んでみてください。
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クライムノベルであるのに、圧倒的なリアル感ですぐ虜になって一気読み!地面師をはじめ、最近の詐欺って巧妙さが増して規模も大きいし、仕掛ける側の緊迫感が伝わってきて「人が人にする犯罪」をリアルに感じる。 続編も気になるので読んでみたいなと思います!
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