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学校組織の解剖学 実践のなかの制度と文化
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学校組織の解剖学 実践のなかの制度と文化

鈴木雅博(著者)

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学校組織の解剖学 実践のなかの制度と文化

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2022/01/15
JAN 9784326251605

学校組織の解剖学

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2022/08/03
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保護者が面と向かって発信することが容易ではない現状において、保護者が意見を表明しやすい学校評価アンケートは、保護者相互の意見対立や「強者・多数派による専制」が生じる危険性を減ずる効果が期待される。 説明責任には、専門職として説明するものと、学校評価の結果を説明するものに加え、他者からの問いかけに対し答えるべきという3つの側面が含まれる。 職員会議における沈黙は、運営委員会の参加者は意義をはさむべきでないという先議者規範による鎮圧と、積極的な協働行為に参加しているという意識の、2つのポジティブな要素をはらんでおり、これにより民主的な意思決定というエクスキューズを生み出す。 一昔前は、「勉強ができない」=「荒れ」につながるというリスクとしての認識があったが、今や、「荒れ」を防ぐために「学習強化」を行うという逆転現象が起きている。 生徒指導においては、「明文規定に沿って指導すべきで、規定にない事項を生徒に強要できない」という文書主義規範と「管理教育を否定」する反管理教育規範に加え、「明文規定にはないが指導対象となる事項」である不文指導事項を踏まえた「生徒は明文規定に義務的に従うのではなく、主体的に指導事項の趣旨に適った振る舞いができることが望ましい」とする規範の3つが存在し、トリレンマの状態に陥っている。

Posted by ブクログ

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