商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | コスミック出版 |
発売年月日 | 2022/01/17 |
JAN | 9784774792538 |
- 書籍
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すきもの
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すきもの
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
亜子は自分の本能のまま、ただ「セックスがしたいだけ」なのに、世間では「女の子はこうだから」と否定される。だから事件を起こした時も、愛情ではなく復讐だった、というのは考えさせられる。
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花房観音先生の本は何冊か読んだが、このインパクトのあるタイトルや表紙の絵ほどは印象強く残らかなった。 花房先生ならもっと性の深みや喜びについて、読んでいるこっちまで昂らせてくらるような文章を書かれるのに、何か主人公の魅力に欠けた。正直ただの淫乱にしか感じられず、面白みに欠けた。
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まさに「令和版 阿部定」 冒頭の描写は阿部定事件そのもの。 主人公は、特別容姿に恵まれているわけではなく何処にでもいそうな平凡な女性。 ただ一点、性に関してだけは凄まじい執着を持つ。 第四章までは主人公を取り巻く人々の視点で描かれその構成が面白い。 モラルなどお構いなし、貪欲...
まさに「令和版 阿部定」 冒頭の描写は阿部定事件そのもの。 主人公は、特別容姿に恵まれているわけではなく何処にでもいそうな平凡な女性。 ただ一点、性に関してだけは凄まじい執着を持つ。 第四章までは主人公を取り巻く人々の視点で描かれその構成が面白い。 モラルなどお構いなし、貪欲に性を貪る主人公を嫌悪しながらも皆、自分の性と比較し悶々とする姿に人間の本質を感じる。 何の計算もなしに生きて来た様な主人公だが自分視点で語る第五章を読めば、その強かさに慄く。 全編を通して描かれているのは性だが、嫌らしさより生き辛さを感じた作品。
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