商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2022/01/15 |
JAN | 9784000297097 |
- 書籍
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僕とアリスの夏物語 人工知能の,その先へ
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僕とアリスの夏物語 人工知能の,その先へ
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毎年恒例の企画展示「科学道100冊」に2022年新たに加わった本。 ラノベ風の小説部分と実行知能の現状と技術解説部分を交互に織り交ぜている。 あらすじ: 小学生の悠翔のもとに突然やってきた謎の少女、アリス。まるで赤ちゃんのように何も知らなかったが、悠翔たちから多くを学んでいく。...
毎年恒例の企画展示「科学道100冊」に2022年新たに加わった本。 ラノベ風の小説部分と実行知能の現状と技術解説部分を交互に織り交ぜている。 あらすじ: 小学生の悠翔のもとに突然やってきた謎の少女、アリス。まるで赤ちゃんのように何も知らなかったが、悠翔たちから多くを学んでいく。しかしそこに、怪しい影が忍び寄り……!? AIと共存する未来とはどういうものか。「発達する知能」は、いかに実現されるのか。小説と解説の合わせ技で、いざ、めくるめく知の融合体験へ! 最初、家にやって来た時、車椅子に座り、言葉もわからず、記憶もない、知らないことだらけのアリスに主人公の悠翔がいろいろ教えてあげることになるという展開で、赤ん坊状態から徐々にAIといか自立・自律型アンドロイドのアリスが成長していく。 最近のChat-GPTの優秀さにも驚くが、それはあくまでも文字ベースの遣り取りが自然になりましたというレベルではある。 ただその中で延長線上にアリスのような学習して自律的に成長していくAIが可能なのか?という問いに対して、従来ならまだまだ大きな壁が存在しているような気がしていた。 しかしながら、最近はそういうAIの未来はあるとも実感している。 その中で重要なのは、この本の中でも述べられているが、AIが自分の身体を持ち、視覚・聴覚以外にも触覚、臭覚、味覚など五感を持ち、リアルタイムで様々なことを経験して記憶していくことではないかと思う。 それを一つ一つどう実現していくかが課題なのかもしれない。
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不登校の悠翔のもとにやってきた、話すことも歩くこともできない少女アリス。赤ちゃん人工知能のアリスは周りの人から言葉や動作を学び、ついには自分の意思で行動できるようになるが…。
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本屋でみかけて衝動買い。 小説×解説のあわせ技といえば、川添愛の一連の作品を思い出す。 不登校になって一人で家ですごす小学6年生の主人公悠翔のもとに、突然なぞの少女アリスがやってくる、というか父親の知り合いの研究者が連れてきて、家で預かることになる。車椅子に座り、言葉もわからず、...
本屋でみかけて衝動買い。 小説×解説のあわせ技といえば、川添愛の一連の作品を思い出す。 不登校になって一人で家ですごす小学6年生の主人公悠翔のもとに、突然なぞの少女アリスがやってくる、というか父親の知り合いの研究者が連れてきて、家で預かることになる。車椅子に座り、言葉もわからず、記憶もない、知らないことだらけのアリスに悠翔がいろいろ教えてあげることになるという展開で、一章ごとにAIについての解説がつく。うん、やはり「自動人形の城(オートマトンの城): 人工知能の意図理解をめぐる物語」あたりがヒントになっている気がする。
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