商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界文化社 |
発売年月日 | 2021/12/22 |
JAN | 9784418218264 |
- 書籍
- 児童書
宮沢賢治童話集
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宮沢賢治童話集
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宮沢賢治の神秘的な世界観に触れたくて、図書館から借りた。数週間、寝る前に本書を読むのが楽しみだった。 『注文の多い料理店』『やまなし』『よだかの星』は、読んだことがある作品だった。以前読んだ時よりも歳を重ねたからか、『よだかの星』で描かれるよだかの苦しい胸の内や、たかの理不尽さが理解できた気がする。 『どんぐりと山猫』『オツベルと象』『ツェねずみ』『セロ弾きのゴーシュ』は、聞いたことはあるけど読んだことがない作品だった。読む前に何となく抱いていた予想が、面白い方向で裏切られた。 「山猫がどんぐりを狙うわけじゃないんだ」 「オツベルって嫌な人だったんだ」 「ツェねずみって現実にいたら近寄りたくない性格だな」 「ゴーシュが猫に対して当たりが強いな」 等々…新たな発見があった。 『水仙月の四日』『雪わたり』『虔十公園林』は、そもそも知らなかった作品だった。 『水仙月の四日』と『雪わたり』は、雪景色の描写が何度読み返しても綺麗だと思った。『虔十公園林』は、虔十が植えた杉の木たちが林となり、開発の波に呑まれることなく何十年も残っていた事実が、虔十とその家族の強い思いそのものみたいだなぁと思い、じんわりとした気持ちになった。 (正直に言うと『水仙月の四日』『雪わたり』は流し読みっぽくなってしまったので、今度リベンジしたい!)
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心がほっこりする本。殺伐とした生活に慣れきった大人こそ読むべき1冊だろう。その一方で、宮沢賢治が今の時代に生きていたら、こんな本が書けたのかなと考えると、病んだ今の日本がなんだか悲しくなる。
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青山美智子の『月曜日の抹茶カフェ』に出てくる『よだかの星』のお話が気になって。 宮沢賢治って知ってるようで、ここに載っていた童話はほとんど初めてだった。 教科書に載っていた『注文の多い料理店』も、改めて読むとこんな設定だったのか…と新しい発見が。 『セロひきのゴーシュ』好きだなぁ...
青山美智子の『月曜日の抹茶カフェ』に出てくる『よだかの星』のお話が気になって。 宮沢賢治って知ってるようで、ここに載っていた童話はほとんど初めてだった。 教科書に載っていた『注文の多い料理店』も、改めて読むとこんな設定だったのか…と新しい発見が。 『セロひきのゴーシュ』好きだなぁ。 『どんぐりと山猫』、『虔十公園林』も良かった。
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