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史伝 北条義時 武家政権を確立した権力者の実像
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/12/23 |
| JAN | 9784093888455 |
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史伝 北条義時
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史伝 北条義時
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
歴史の深淵に迫る一冊で、北条義時の生涯を通じて中世の政治史や権力の実像が浮かび上がります。著者は最新の研究成果を反映させ、史料に基づいた論考を展開。特に、北条氏の出自や権力掌握の理由など、これまで謎に包まれていた点が解明されており、一般読者でも理解しやすい構成に仕上げられています。カラー写真や図版が豊富で、視覚的にも楽しめる内容です。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の副読本としても最適で、ドラマをより深く楽しむための情報が満載です。読み応えがありながらも、わかりやすい文章で、歴史の積み重ねが感じられる一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
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※このレビューにはネタバレを含みます
山本みなみ『史伝 北条義時』 本書は、鎌倉時代像を最も丁寧に補強・深化させてくれる著作の一つである。山本先生は博士論文の蓄積を基に、頼朝期の北条氏を「伊豆在地の中堅在庁官人層」と位置づけ、その権勢をあえて低めに設定する。挙兵時の三浦氏・北条氏の役割も「非常時支援者」程度に留め、頼朝が平家への不満分子を吸収し、地方蜂起の連鎖の中で鎌倉に非合法の自治組織を形成していく過程を、単なる英雄譚ではなく在地力学として丁寧に分析している。頼家期では、比企家の相対的優位と北条家の出遅れを明確に示した上で、比企能員の変を「北条側の危機感からの巻き返し」と整理する。源氏将軍の求心力低下と有力御家人の仲間うちの争いを、過渡期における必然的な修正過程として説明する点も説得力がある。実朝期になると、実朝の京都志向(朝廷・文化との良好な関係構築)と並行して、義時が鎌倉の在地運営と軍事掌握を着実に固めていく過程が詳述される。義時が鎌倉中枢を、時房が在京・六波羅を担う兄弟分業も、「幕府の二元性を支える必然的戦略」として位置づけられている。『吾妻鏡』の北条美化を剥がしつつも、政子が「鎌倉体制の維持には北条(義時)の台頭が必要」と判断して連携した現実的な政治力学も丁寧に描かれる。結果として、頼朝の「緊急避難的連合」→頼家期の仲間うち争いによる崩壊→実朝期の京都・鎌倉並立体制という流れを、吾妻鏡以外の史料も活用しながら追体験できる。山本先生は義時を「策謀の天才」でも「凡庸な権力者」でもなく、在地中堅出自の現実主義者が、情勢の綻びを縫うようにして武家政権を形作った人物として描く。読み終えると、「頼朝の緊急避難的連合 → 淘汰と再編 → 北条の現実的掌握」という物語が、より鮮明に立体的に浮かび上がる。源氏の英雄譚ではなく、在地武士団の生存戦略と権力再編の歴史として鎌倉時代を味わいたい人に、強くおすすめしたい一冊である。
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大河ドラマ副読本として読み始め読了。 各種資料も駆使しており、義時の各トピックについての結論付けもわかりやすかった。 反面、個人の事柄に絞ってになるので、時代の流れ的にはわかりにくかったような気もするがこれは致し方ないところ。 巻末には各時代で受けた評価などもまとめられているとこ...
大河ドラマ副読本として読み始め読了。 各種資料も駆使しており、義時の各トピックについての結論付けもわかりやすかった。 反面、個人の事柄に絞ってになるので、時代の流れ的にはわかりにくかったような気もするがこれは致し方ないところ。 巻末には各時代で受けた評価などもまとめられているところも良かった。 歴史とは積み重ねの上に見えてくるものもあるのだろうと感じた一冊。
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大河ドラマの副読本として活用。 北条義時の史伝としてだけでなく、同時代の事象も目配せがされており、平易で読みやすい。 吾妻鏡や愚管抄など現存資料が少ない分、説が分かれる事実も多々あるが、両論併記の上で自説が述べられているのも好感がもてる。 大河ではこの説を取ったというのかという事...
大河ドラマの副読本として活用。 北条義時の史伝としてだけでなく、同時代の事象も目配せがされており、平易で読みやすい。 吾妻鏡や愚管抄など現存資料が少ない分、説が分かれる事実も多々あるが、両論併記の上で自説が述べられているのも好感がもてる。 大河ではこの説を取ったというのかという事が後で判るのもありがたい。 時代によって北条義時がどのように評価されていたのかも有用。 この時代を深く知るのにも役立つ汎用性の高い一冊である。
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