寄越す犬、めくる夜(5) オンブルーC

のばらあいこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2021/12/25
• JAN: 9784396785345

商品レビュー

2022/08/09

最後は割と爽やかに終わったな…須藤が、新谷への気持ちに区切りをつけて、握手をすることにしたのが、胸にくる。須藤も幸せになってほしいな…
新谷は、かわいそうなやつがどうのってより、優しいってことなのかな～、そして菊池と須藤が危うすぎるのかもしれないな。新谷が逃避行中、二人を選べなくて悩むのが何とも…もはや愛の問題じゃない！
菊池もまともになってよかった。
表紙は、最初と対になってる…喪服かな？過去と決別とか？あとは新谷と須藤が目を閉じてるから、逃避行で死ぬかもって思わせてるのか？手が意味深でちょっと切ない。

2022/04/20

一気読みにて読了。
読む前の、煽りとか帯とかで勝手に抱いていたイメージよりは、ずっとおとなしかったなー。
蟷螂の檻を全巻読んだ後だからかもしれないけどw
それにしたって、極道がらみの割に、とてもソフトだった。
きっとのばら先生が描きたかった部分が、優しい攻と放っておけない受二人の繊細なやりとりだったんだろうから、まあそう言う意味では、正しく伝わってきたのではなかろうか。
結局みんな幸せな感じに収まるのは、のばら先生の柔らかいイラストにも似合っていて素敵よね。
須藤も幸せになれてれば嬉しかったけど、そこはどうなの？わたし的にはスピンオフ的に、第2の男が現れて幸せになるのはアリなのだけど、、、
三角関係ってのは、ほんと苦手なのですけど、この作品に関して言えば、納得できてしまったから、やっぱりのばら先生はすごいね！
劇的な何かはなかったけど、安心して読めるお話でした。

2022/03/18

よすぎー。。。こんなに拗れて5巻まで続いた三角関係が綺麗にすっぱり終わってて感嘆の声しか無かった。シリアスが多かったが、それによって感情が大きく動かされる。素晴らしいな