商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/12/15 |
JAN | 9784087817133 |
- 書籍
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ばらまき
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商品レビュー
3.8
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河井克行元法相の買収事件を地元紙がまとめたもの。買収事件があった参院選の構図、河井の来歴、逮捕そして裁判と丹念に追っている。事件の背景として、河井が松下政経塾出身で、2世議員ではなく、県内の主流会派となっている宏池会に所属していなかったことから「孤独感を感じていた」ことが明かされ...
河井克行元法相の買収事件を地元紙がまとめたもの。買収事件があった参院選の構図、河井の来歴、逮捕そして裁判と丹念に追っている。事件の背景として、河井が松下政経塾出身で、2世議員ではなく、県内の主流会派となっている宏池会に所属していなかったことから「孤独感を感じていた」ことが明かされる。また一度、落選して浪人を経験していることから、極度に落選を恐れていた。さらにパワハラ気質で、地元に本当に面倒をみてくれる人が不在だった。 国会議員の党支部が地方議員の党支部に選挙活動費として現金を提供するのはよくわることだが、本件は政治資金収支報告書にも掲載されず、領収書もないので同列には扱えない。だが、発覚後に収支報告書に掲載し、「浄化」しようとした地方議員もいた。公選法の買収は、当選目的で有権者に金を配ってはならないという規定。違法性がある金を収支報告書に載せて政治資金規正法を守っているように装っても違法は違法だと本書は指摘する。 よく買収の原資は、自民党本部が河井陣営に出した1億5千万円と言われることが多いが、河井は自身の歳費から出したと否定。本書では、官房機密費が使われたのではないかとの見方を提示している。
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報道ではよくわからなかったけど、現場で何が起こっていたのか膨大な情報が整理されてわかりやすかった 切り込み不足という評価もあるけど、現時点での事実を丁寧に記述していたと思うし、金銭の出処はそうそう確たる証拠も出ないので、そこに対して中国新聞を批判するのはお門違いだなと思った(批判...
報道ではよくわからなかったけど、現場で何が起こっていたのか膨大な情報が整理されてわかりやすかった 切り込み不足という評価もあるけど、現時点での事実を丁寧に記述していたと思うし、金銭の出処はそうそう確たる証拠も出ないので、そこに対して中国新聞を批判するのはお門違いだなと思った(批判すべきは出処を明確にしない自民党であるべき)
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中国新聞社渾身のルポではあると思うが。。読了しても納得感は得られない。政治とカネはますます深みにハマり、その闇はどんどん深まってる印象だ。結局、金の出どころははっきりしない。巨悪は全く暴かれず。広島県では変わらず自民党が議席を得てる。政権与党に忖度ばかりしてる中央のマスコミに比す...
中国新聞社渾身のルポではあると思うが。。読了しても納得感は得られない。政治とカネはますます深みにハマり、その闇はどんどん深まってる印象だ。結局、金の出どころははっきりしない。巨悪は全く暴かれず。広島県では変わらず自民党が議席を得てる。政権与党に忖度ばかりしてる中央のマスコミに比すれば、ジャーナリストとしての気骨は残ってるらしい、中国新聞社。まだ終わらない!の精神を捨てずに、これからも追求してほしいと、心から願う。
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