商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | Jパブリッシング |
発売年月日 | 2021/12/15 |
JAN | 9784866694535 |
- 書籍
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隻眼の辺境伯は妻を愛しすぎる
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隻眼の辺境伯は妻を愛しすぎる
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
激重い夫の愛が素敵でした(//∇//)。 ここまで切なすぎるすれ違いの原因は医師のせいだよ‼︎命に関わる大切な病状をきちんと辺境伯へ伝えてくれていれば‼︎ まぁだからこその切ない泣本になったんだけどね(笑)。 【保存本】にさせていただきます♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
妻の病気の快癒とこれまでの事業や功績、どちらを取るか。 夫であるディーターは辺境伯という身分と鉄道関連での成功者という地位があったため、非常に難しい問題だったと思う。 両方を選択できればよかったのだが、妻の容体がそれを許さなかった。 その割には体重ねているんですが、それはさておき。 ここでの彼の選択には正直かなり驚かされた。 彼の妻への愛は狂気じみたところもあったが、まさかそちらを選択するとは。 前述通り、両方を選択できないのは読んでいて理解できていたが、夫としては正解、地位ある身分としては不正解の回答だろう。 お蔭で父の尻拭いは子供がする羽目になった。 そういう「ある意味正解だけどある意味不誠実」な選択を辺境伯である彼がしたことに本当に驚いたのだ。 詳細は色々省くが、妻想いがかなり重症なヒーローだったと思う。 後の誹りを気にせず妻への愛を貫けたのが凄いというか。 この夫婦、夫も妻も両者本当にお互いが大好きなんだが、これまたお互いに説明が足らず、作中たびたび肝心なところですれ違っているので、やきもきもした。 妻は旦那の責任ある立場をよく分かっていたからなあ。 だから詳細を説明できなかったことも、身を引こうとしたことも十分理解できる。 ただ、こういうときに聞き分けが悪いのは、大抵男性側だと思う。 今回もそれだろう。 後は前述通りである。 ただこれまた前述通り、父の尻拭いは子供がしている訳で、妻の容体がどうなったかについてはその事実をもって察してほしいところ。 この子供も早速恋愛フラグを立てた模様。 こちらはぜひ正解で誠実な選択をしてほしいと思う。 まあ万人にとって正解で誠実な選択というのは、難しいのかもしれないが。 この作品を読んでそれを痛感できた気がする。
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