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ある日 失わずにすむもの 徳間文庫
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ある日 失わずにすむもの 徳間文庫

乙川優三郎(著者)

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ある日 失わずにすむもの 徳間文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2021/12/08
JAN 9784198946968

ある日 失わずにすむもの

¥770

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/09/17

近未来の世界大戦に巻き込まれる世界のあちこちにいる人を描いた短編集。日本を舞台にしたのは、登場人物にリアルな体温を感じられるのですが、海外の人についてはなんかファンタジー感がある。じつは、それが狙いなんかな。

Posted by ブクログ

2023/02/25

NYのスラムで生まれたマーキスは、弟とともにジャズミュージシャンとして生計を立てていた。そんな中、近々戦争になるという噂を耳にし…… ある日戦争によって失われる日常を描いた短編集。ゆっくりとあるいは突然に、容赦なく。

Posted by ブクログ

2022/01/04

「失う」ということは、連なりが断たれることなのかなと思う。血縁、地縁、積み上げた人生、経験。進んできた“これまで”が途絶して、後ろが無くなる、“ここから”しかなくなってしまう状況、状態。 先が見えないことは恐ろしいが、先しか見えず後ろが無くなることは尚恐ろしい。そんな不安に晒され...

「失う」ということは、連なりが断たれることなのかなと思う。血縁、地縁、積み上げた人生、経験。進んできた“これまで”が途絶して、後ろが無くなる、“ここから”しかなくなってしまう状況、状態。 先が見えないことは恐ろしいが、先しか見えず後ろが無くなることは尚恐ろしい。そんな不安に晒された人間の地金に指を這わせるような作品。

Posted by ブクログ

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