半藤一利 語りつくした戦争と平和

保坂正康(監修)

• 販売会社／発売会社: 中日新聞東京本社
• 発売年月日: 2021/11/30
• JAN: 9784808310677

商品レビュー

2022/03/02

明治以降の歴史を分かりやすく解説した本。

半藤氏が鬼籍に入り、戦争体験者の経験談を聞く機会がまたなくなってしまった。

数年前に、佐藤優氏が「終戦記念日を大学生に聞いたら知らない人がかなりいて、驚いた」と何かの本に書いていた。
最近見たYouTubeでも20代の人が第二次世界大戦が終わったのは何年でしたっけ、と話していた。
小学校から日本史を勉強していても、知識として身についていないのは、英語を小学校高学年から勉強しても身についていないのと同じだ。
細かいものは覚えなくてもいいが、重要事件だけでも覚えておくと便利。

対談形式なので中学生以上なら読める。
若い人に読んでほしい。

2022/01/17

昭和の語り部が書いた戦争と日本の本。

東条英機は戦争に勝って華族になりたかった。
そんな私利私欲のために何百万人の命を犠牲にしたとすれば、その罪は重い。
ただ、これは後から聞いた話で当時の状況がよくわからない中での発言なので、あまり無責任なことはいえないが、憤りを感じてしまった。

2022/01/17

開戦８０年、いま刻みたい言葉（瀬口晴義）
あの戦争から何を学ぶのか～半藤一利さんの遺言（保阪正康）
盟友対談　半藤一利ｗｉｔｈ保阪正康
問い直す戦争　忘れてならない教訓
[記者コラム　洒脱なリアリスト　荘加卓嗣]
象徴天皇と平成
明治150年「薩長史観」を超えて
分断と格差の世界歴史から学ぶものは
論客対談　半藤一利ｗｉｔｈ田口ランディ・古川隆久・中西進
施行60年試される憲法
「昭和天塁実録」どう読み解く
[記者コラム　簡にして要を得た話に感銘　小松田健―]
「令和の平和」親友対談
[記者コラム　詩性豊かで贅沢な時間　加古陽治]
二つの出版社（半藤未利子）
半藤さんの言葉を受け継ぐ（大場司）