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江戸釣百物語 将軍から庶民まで
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江戸釣百物語 将軍から庶民まで

長辻象平(著者)

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江戸釣百物語 将軍から庶民まで

2,002

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/11/26
JAN 9784309030104

江戸釣百物語

¥2,002

商品レビュー

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2022/06/26

父が若い頃は釣りを趣味とし、休日は、いや休暇を取っては磯釣りに出かけていた。職業としての漁ではなく、趣味としての釣りの歴史は日が浅く、江戸期以降の文化だという。今と違って竿、糸、錘、針などの釣り道具は貴重だから、誰でもおいそれとは揃えられぬ。安泰の世の江戸中期は、まず暇を持て余す...

父が若い頃は釣りを趣味とし、休日は、いや休暇を取っては磯釣りに出かけていた。職業としての漁ではなく、趣味としての釣りの歴史は日が浅く、江戸期以降の文化だという。今と違って竿、糸、錘、針などの釣り道具は貴重だから、誰でもおいそれとは揃えられぬ。安泰の世の江戸中期は、まず暇を持て余す武士が熱中したようだ。上級武家では女性にも盛んだったとか。幕末の動乱期においてさえ大公望は竿を離し難し。慶喜なんぞ新政府に権力を譲渡するや駿府で釣り三昧とはいかがなものか。それにしても、江戸の職人が作る釣り道具の精緻さはさすがだ。

Posted by ブクログ

2022/01/17

第1章 怪談 露伴の「幻談」とその実話 「おいてけ堀」と「四谷怪談」 鯉の腹から得た不思諸の鏡 人食い大鯰を銃でしとめる 琵琶湖底に潜むは何ものぞ 第2章 武士の釣り 雨武将、松平家忠の鯉網漁 夏は鎧を脱いで鮎の川狩 戦国武呑の正月膳は鯉と鯨 家康の曾孫がはぜ釣り開始 釣り旗本、...

第1章 怪談 露伴の「幻談」とその実話 「おいてけ堀」と「四谷怪談」 鯉の腹から得た不思諸の鏡 人食い大鯰を銃でしとめる 琵琶湖底に潜むは何ものぞ 第2章 武士の釣り 雨武将、松平家忠の鯉網漁 夏は鎧を脱いで鮎の川狩 戦国武呑の正月膳は鯉と鯨 家康の曾孫がはぜ釣り開始 釣り旗本、津軽采女と忠臣蔵 第3章 まちの人々、女性の釣り 旗本夫人、沖釣りを満喫 将軍の夫人と姫も夢中に 離島で釣りした江戸の流人 漂流者は釣りでサバイバル 第4章 道具あれこれ 三百年前の釣竿事情 多様な江戸の錘の数々 古風な浮子と天平 第5章 江戸のさかな 北斎の大波に初鰹の食味 鯨が潮を吹き海亀も浮かぶ 武家社会で鯛に人気 第6章 幕末の釣り 外国人を驚かせた釣り堀 将軍主催の幕閣釣り大会 「釣武両道」の庄内藩士 手長海老と桜田門外の変

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