ハタハタ 荒海にかがやく命

高久至(著者)

• 販売会社／発売会社: あかね書房
• 発売年月日: 2021/11/21
• JAN: 9784251099518

商品レビュー

2024/06/24

図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。秋田県で漁獲される肴ハタハタ。深海に住むが、産卵の時は浅瀬にやってくる。環境に適応していく順応性にも関わらず、数は激減している。美しい写真と共に。

2022/04/04

ハタハタの生態のえがかれた写真絵本。
よくわかりました。
ハタハタは母がよく煮たり焼いたりして食べさせてくれた魚です。
なんだか、なつかしくなっちゃった。

2022/01/09

・ハタハタとは。
　カミナリウオ、サタケウオ等の別名がある
　かつて冬の雷を｢ハタタガミ｣（神様）と言った。ハタタガミが遣わした魚｢ハタタガミウオ｣から、ハタハタと呼ばれるようになったと言われている。
　11月から12月に、深海から秋田沿岸の海に産卵のためやってくる。
　…冷たい海温が捕食者の活動を抑える。ハタハタは深海魚のため、冷たさ平気。波のゆりかごがタマゴに酸素の供給を行う

・科学写真絵本
　写真が美しい&迫力、見たことのない景色、アングル
　ハタハタの群れ！タマゴ！
　愛嬌のある顔
・サステナブルな漁業
　漁業先進国に倣う
　海のエコラベル
　…MSC認証（持続可能な漁業で獲られた水産物）
　…ASC認証 （責任ある養殖により生産された水産物）
　←スーパーなどで、気をつけて見てみよう
・秋田の食卓とハタハタ

〇ハタハタのタマゴが人工物のような塊と鮮やかな色！海の中、かつてはもっと賑やかだったんだろうなあ。