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サウジアラビア 「イスラーム世界の盟主」の正体 中公新書2670
902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/11/18 |
JAN | 9784121026705 |
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サウジアラビア
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サウジアラビア
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
サウジアラビアという国の多面性、可能性の広さ、オリジナリティが概略的にわかりやすく説明されている。また同国の抱える葛藤や課題にも触れられており、サウジアラビアを少しわかったような気にさせてくれる。
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イスラムの盟主を自任するサウジアラビアが、なぜアメリカ、イスラエルに擦り寄っていくのか?それを知ろうとこの本を手に取った。 部族長のイブンサウードと偶像廃止を謳うアブドルワッハーブの盟約にはじまる一次王国から現在の3次王国までの歴史を知った後、ガラパゴス化していたサウジはイスラム...
イスラムの盟主を自任するサウジアラビアが、なぜアメリカ、イスラエルに擦り寄っていくのか?それを知ろうとこの本を手に取った。 部族長のイブンサウードと偶像廃止を謳うアブドルワッハーブの盟約にはじまる一次王国から現在の3次王国までの歴史を知った後、ガラパゴス化していたサウジはイスラムの盟主を確立するため、それまでの強国のエジプトや、シーア派のイランとの対決の過程で、防衛の協力と経済的な観点からアメリカに近づいていく。 今まで北朝鮮のような内実不明な不気味な国の印象が、多少あったが、今のサウジは脱宗教化に舵を切り試行錯誤している血の通った国の姿が見えてきた。
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イスラームの教義に基づく王国として成立したサウジアラビア。 イスラーム世界の盟主とはつまるところ、アラブに限らず、「イスラーム」が関与するあらゆる分野の盟主と言うことで、極めれば、全世界のトップに立つと言うことを意味する。 極めて宗教色が強いが、しかし、少なくとも、国際社会の...
イスラームの教義に基づく王国として成立したサウジアラビア。 イスラーム世界の盟主とはつまるところ、アラブに限らず、「イスラーム」が関与するあらゆる分野の盟主と言うことで、極めれば、全世界のトップに立つと言うことを意味する。 極めて宗教色が強いが、しかし、少なくとも、国際社会の中でそれなりの規模の国家を維持し、関係を持っていくためには、教義全面に押し出せば、いわゆるイスラム過激派に陥るのは明白で、ここのさじ具合に苦労しているのだと読んだ。 世俗主義というのか、宗教の官僚化というか、多分、本来の教義を、中庸とか寛容という、国際社会との折り合いをつけるためにぶっちゃけ国が国家の権威で、都合よく解釈してる。 それが盟主である以上、国際社会にとっては都合がいいわけだ。 歪みが来なきゃいいけどな。 歪みが、主流にならなきゃいいけどな。
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