商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩崎書店 |
発売年月日 | 2021/11/16 |
JAN | 9784265830992 |
- 書籍
- 児童書
わたしのマントはぼうしつき
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わたしのマントはぼうしつき
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
表紙のじーっとこちらを見つめるクマに引き寄せられるように手に取った。 町田尚子さんの絵。やっぱり素敵。 お話はリズムよく歌のよう。 最後のオチになるほど!
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シンプルな言葉の繰り返しが心地よい。 言葉がシンプルな割に「陰口」「誤解」「和解」や季節の移り変わりの表現がある。 最後のページのオチが面白い。誰視点の物語だったのだろうと思った。
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歌人の「東直子」さんと、猫絵師「町田尚子」さんの、私にとってはたまらない、夢のようなコラボレーション絵本。 『ふちの ところが ふさふさの わたしの すてきな マントは ぼうしつき』 どんな条件、状況においても、帽子をかぶりたい、わたし(くまさん)は、お気に入りのマントの...
歌人の「東直子」さんと、猫絵師「町田尚子」さんの、私にとってはたまらない、夢のようなコラボレーション絵本。 『ふちの ところが ふさふさの わたしの すてきな マントは ぼうしつき』 どんな条件、状況においても、帽子をかぶりたい、わたし(くまさん)は、お気に入りのマントの中でも、そこに特別なこだわりがあるようで、朗々として積み重ねていく、そのひたむきな思いに惹かれるかのように、ねこさん二匹と、うまさんも現れて、一緒にわたしを盛り上げてくれるのだが、そこは町田さんの絵の個性が際立ち、その独特なファッションセンスの妙と、表情豊かな動物達のリアルな顔芸(?)の面白さも合わさることで、シンプルな話なのに、どこか一筋縄ではいかない、奇妙なアート性を感じさせられて、以前、穂村弘さんの本で知った、青空朗読コンサートを観ているようでした。 そして、最後の終わり方について、マントとわたしは一心同体なんだと思わせる描写に、最早、大事とか大切とか、そうした概念を超えた先の、何か崇高な感じを表しているようで、ここまで思わせるわたしの心境が、一見、可愛らしい見た目にそぐわないようにも思われて、ちょっと怖いくらいだったのだが、それは、東直子さんの歌の一つのイメージから派生した、私の錯覚なのかもしれない。 ただなんとなく、その時のねこたちの動作が、祈っているようにも見えたのが、つい気になってね。
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