パート・オブ・ユア・ワールド ゆがめられた世界(上) アリエルが海の魔女に敗れ去った〈もしも〉の世界 Disney ディズニーツイステッドテール

リズ・ブラスウェル(著者), 池本尚美(訳者)

• 販売会社／発売会社: 学研プラス
• 発売年月日: 2021/11/11
• JAN: 9784052053184

商品レビュー

2025/02/01

ディズニーからまさかの悪役が勝った世界線の物語の本が出ていると知って、ディズニーヴィランズ好きとして気になって読了。アリエルは声を失ったまま混乱を招いた責任としてアトランティカの王女になる。父のトリトン王がまだ生きたままバネッサ(アースラ)に捕まっていることを知り、陸に向かう。ディズニーでもこういう作品が読めるとは。

2024/01/22

ディズニーのキャラクターの名前を全員覚えてから読んだほうがいいかも。この人誰？っていう名前がバンバン出てきて大変だった。けど、めちゃくちゃ面白かった。

2023/06/24

スカットルとひ孫達の姿が思い浮かび、微笑ましい。映画でもヴァネッサの本性を覗き見してアリエルに報告した救世主だったのが、本編でも"王様は生きている"、"王子は夢だと思っているがアリエルのことをまだ覚えている"、"監視の衛兵たちは以前と比べて大分減っているからチャンス"等の情報をひ孫ジョナを寄越して知らせる。
もうここら辺でスカットルの声が聴きたくなり、映画を観直してしまった。

このシリーズ作品を読むのは初めてだが、どれも読むごとに、映画作品を観ることになるかもしれない笑

アリエルはアースラとの戦いに敗れ、父・トリトン王を失い、その責任として姉たちからトリトン王の代わりに海の国を統治するよう言われ、セバスチャンやフランダーらと共に、女王として仕事に励んでいた。
そして5年ほどの時が流れ、映画のような自由奔放さは薄れ、行動・発する前によく考えてから、という落ち着きがある。赤毛のアンの成長を思い出した。案外、あっさりとオウムガイを奪われるアースラはアニメ的で面白い。
読んでいて、リトルマーメイド2より、この作品の映像化が観たいと思った。
エリック視点があるので、エリックに対する印象がこの作品を読むにつれ変わっていきそうだ。