商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2021/11/11 |
| JAN | 9784488790011 |
- 書籍
- 文庫
大宇宙の魔女
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大宇宙の魔女
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
SF。ファンタジー。短編集。 著者の名前とシリーズの存在だけは知っていた作品。 著者が女性ということすら初めて知る。 宇宙を舞台に様々な危機に立ち向かう主人公を描いた作品。 舞台設定はSFだが、ホラー・ファンタジーの要素を強く感じた。 幻想的な描写が想像以上に多く、正直に言うと苦...
SF。ファンタジー。短編集。 著者の名前とシリーズの存在だけは知っていた作品。 著者が女性ということすら初めて知る。 宇宙を舞台に様々な危機に立ち向かう主人公を描いた作品。 舞台設定はSFだが、ホラー・ファンタジーの要素を強く感じた。 幻想的な描写が想像以上に多く、正直に言うと苦手な部類。想像力が追い付きません。 ただ、デビュー作「シャンブロウ」は分かりやすいSFホラーで面白く読んだ。 自分に合わなかったのは残念だが、古い作品の新訳版が作られるのはとてもありがたい。
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女性作家C・L・ムーアによるSF短篇集(全13篇+著者の自伝的スケッチ文)。筆名のC・Lは、キャサリン・ルシールの頭文字を略してあったため、当時は男性だと思われていたとのこと。ファンレターで、ミスター宛に送ったのが、ミスから返事があり結婚にいたったエピソードがあります。 さて、...
女性作家C・L・ムーアによるSF短篇集(全13篇+著者の自伝的スケッチ文)。筆名のC・Lは、キャサリン・ルシールの頭文字を略してあったため、当時は男性だと思われていたとのこと。ファンレターで、ミスター宛に送ったのが、ミスから返事があり結婚にいたったエピソードがあります。 さて、どの短篇も主人公は宇宙航路の無法者「ノースウエスト・スミス」の冒険譚です。主人公が同じなので、敵に負けたら続きがなくなってしまうため、必ず勝つだろうなと思いながらの読書は、ある意味ワンパターンかもしれない。 冒険譚とはいえ、自ら道を切り開いていくタイプの話しではなく、どれも事件に巻き込まれていくもので、そのほとんどが夢落ちのような精神攻撃に抗うもの。しかも、しつこいくらいに描写が細かくて、読んでいる途中でグッタリしてしまうかもしれません。タフガイな主人公と金星人の相棒がいますが、大宇宙というタイトルで、星々や銀河をまたにかけるアクションを期待するとがっかりしてしまうでしょう。 そもそも、1930年代というジェット機が存在していない時代に、タートル号やミレニアム・ファルコンのような宇宙船による冒険活劇を期待してはいけないのです。ただし、本作にも美女?はたくさん出てきます。と言っても、自分より美しい?女性?を登場させて、不幸な目にあわせて溜飲を下げているような気もしないではないですが… と、こんな事を書いていますが、ついていけないと思ったのは『狼女』だけで、他の作品は面白く読めました。以下3つほど紹介。 『シャンブロウ』は、H・P・ラヴクラフトが「大変な名作」であると絶賛していたそうですが、こういう作品が女性の想像するエロの一端として興味深かったです。 『神々の塵』は、スターウォーズのような異星人が集まる酒場が登場したり、J・P・ホーガンの『星を継ぐもの』の小惑星帯が出来た由来に似た記述があるなど、既にこの時代に書かれていることに驚きました。とはいえ、一番驚いたのは、神を熱線銃で焼き殺そうとしたシーンですが。 『緋色の夢』では、得体の知れない相手から逃げて来た娘に、スミスがいうセリフ「そいつが肉を食うなら」「傷つけられるはずだ ー おれには銃がある」というセリフがあります。ピンときた人もいると思いますが、映画『プレデター』でのアーノルド・シュワルツネッガーの名言「血が出るなら殺せる」に似ていてワクワクしながら読めました。 追記:『スターストーンを求めて』に出てくる「地球の緑の丘」という詩に強い感銘を受けて、『夏への扉』で有名なR・A・ハインラインが、作者の許可を得て自作の題名に使用したそうです。
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- ネタバレ
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ならず者、無法者のノースウェスト・スミスが大宇宙を所狭しと大活躍、これぞスペースオペラの真髄と期待して読んでみたら・・・ ただ只管に精神に脳みそに受ける攻撃を、これでもかと執拗に書き込み、書いてるムーアさんの筆が、ほぼ暴走しまくるのに、僕は着いて行けず、スミスが絶体絶命もう駄目だとなる寸前、スミスの尋常ならざる根性で精神攻撃の反撃で僕には、謎だらけの状態なのに、勝っているのだ(勝ち負けと言う概念も当てはまらない気もするが) 読んでる途中で、こっちの精神が攻撃されて負けそうになる。いや完全に負ける。 これ、驚きに値するのは,1930年代に女性作家がこんな作品を書いた事と今にまで読み継がれていることだ。 僕には、ただ辛くて苦しい作品だったな。 ラブクラフトが絶賛したとの事だけど、確かにラブクラフトと同じ匂いがする。 アッカーマンも大好きだったんだね。競作まで有るんだから、それを思うと、僕が理解出来ないだけで、きっと大傑作なんだよね。
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