商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三笠書房 |
発売年月日 | 2021/11/26 |
JAN | 9784837958109 |
- 書籍
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ハーバードの美意識を磨く授業
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ハーバードの美意識を磨く授業
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
とにかく仕事だけすれば仕事ができるようになるのではなく、人間としての経験が創造的な仕事を作る、ということに気づかせてくれだ。 ともすればワーカーホリックに陥りがち?な日本人が読むべき一冊だと思う。
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『ハーバードの美意識を磨く授業』 【こんな人におすすめ】 ①ラグジュアリーブランドが、ブランドたる所以はなんだ?に関心がある。 ②美意識。そもそもなんだ?僕は、わたくしは苦手、抵抗感がある。 ③消費者向け事業を行っている。なにかヒントがほしい。 ーーーーーーーー 【著者】 コンサ...
『ハーバードの美意識を磨く授業』 【こんな人におすすめ】 ①ラグジュアリーブランドが、ブランドたる所以はなんだ?に関心がある。 ②美意識。そもそもなんだ?僕は、わたくしは苦手、抵抗感がある。 ③消費者向け事業を行っている。なにかヒントがほしい。 ーーーーーーーー 【著者】 コンサル会社からグローバルのラグジュアリーブランド企業に転身をし、実績を上げた人物である。要職を退任したあと、世界に、消費に「美意識必要」と考え、ハーバードで教鞭をとる人物である。 また、訳が山口周さんであることも魅力的だ。前説だけでも、なぜ本書なのか?が理解できる。 ーーーーーーーー 【本書の醍醐味】 本を読めばわかるが、知、学の広がりが深すぎて、私のような一般人には理解しづらい範囲も多い。 しかし、以下の部分を知るだけでも大変に有難い書であると考える。 ・美意識とはなんだ? ・なぜ、この時代に美意識なのか? ・美意識を鍛える。できるのか?できる。日常生活で。 ーーーーーーーー 【2度読みして再認識できたこと】 ①過去の消費。 トレンド消費、すなわち人が所属、承認欲求を満たすための消費であったこと。 ②現在の消費。 製品が溢れ、必要、不要以上に、好き・嫌い、合う・合わないが消費の軸となっていること。 ③美意識とは? ひとと製品・サービスをつなげる一つの考え方であること。 消費者側の美意識、すなわち、購買が安心や満足という感情に訴求することが必要になっていること。 同じく、提供する事業会社側にも、消費者の美意識を理解するための美意識が必要となっていること。 ④美意識は後天的に磨ける。 1)日常生活 自身が消費するときは自身の五感がどう感じているか?記録する。 2)記録方法 同一カテゴリー製品ごとの違い、時間軸(年齢含む)での変化。プラス評価、マイナス評価、感じたことを言語化する。 3)提供側の場合は、消費者側の五感を想像してみる。 サンプル、購買前、購買中、購買の瞬間、購買後(帰宅しての開封)。 ーーーーーーーー 【本書より抜粋】 3ページ 「普遍的な問題」があらかた解消してしまうと 「正解」を提供する能力が今度は過剰供給されることになります。 経済学の基本原則に則れば「過剰なもの=正解」 の価値はデフレし、「希少なもの=問題」の価値がインフレすることになります。これはつまり 「優秀さの定義」が、かつての「与えられる問題について速く、正確に正解を出せること」 から、今後は「誰も気づいていない新しい問題を発見・提起できること」にシフトするということです。
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これからの時代、製品・サービスに必要なのは、性能ではなく「美意識」だ。ビジネスで成功するために知っておきたい美意識の持つ力、活用法を説く書籍。 「美意識」とは、人が自らの感覚を通じて対象や経験を理解し、知覚することで得られる喜びや満足感のこと。美意識に支えられたビジネスは、消費...
これからの時代、製品・サービスに必要なのは、性能ではなく「美意識」だ。ビジネスで成功するために知っておきたい美意識の持つ力、活用法を説く書籍。 「美意識」とは、人が自らの感覚を通じて対象や経験を理解し、知覚することで得られる喜びや満足感のこと。美意識に支えられたビジネスは、消費者に見た目、味、音など「感覚上の満足」を提供し、喜んで買いたいと思わせることができる。 物があふれている今日、消費者は物欲に駆られることはなく、意味や意義のあるものを求めている。そうした中で、豊かな美意識を持つ企業となるためには「レゾン・デートル(存在理由、存在価値)」に拠って立つことが求められる。それこそが、真に顧客の心に訴え、顧客を喜ばせるものである。 消費者が製品やサービスを購入する際、動機の約85%を占めるのは、その製品やサービスに対する感覚や感情だ。人は、特定の製品やサービスを通して、自分の五感(味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚)のうち少なくとも3つが刺激された時、感動や満足感を覚える。 人々の感覚や知覚に訴えかけ、ブランドの価値を高めるには、まず自社の「ブランドコード」とは何かを理解する。そして、五感をどう使えばブランドコードを洗練させ、消費者の関心を惹けるのかを理解することが必要だ。 ブランドコードとは、ブランドの哲学や美学を表わす、そのブランド特有の目印のことである。ロゴやキャッチフレーズ、特定の色など、ブランドコードは多種多様であるが、いずれも個々の製品を超えて意義や価値を喚起し、人々と製品の間に永続する感情的なつながりを築くことができる。
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