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カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常
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カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常"への挑戦

巽直樹(著者)

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カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BPM
発売年月日 2021/10/16
JAN 9784532324360

カーボンニュートラル

¥2,200

商品レビュー

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2022/03/10
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地球温暖化問題の国際協調は、囚人のジレンマで説明できる。各国が合理的選択をした結果(ナッシュ均衡)が地球全体にとってパレード最適にならないため、世界的なジレンマになっている。 パリ協定の長期目標はゴールである。ターゲットではないので、最善を尽くして取り組めばよい。努力目標。 ライフサイクルアセスメント(LCA)=製品が商品寿命を持つ間の生涯にわたる環境影響評価。 エネルギーのグリーン化だけでよいか。 二本は平地面積が狭いため、ドイツより太陽光発電は導入済みで、これ以上の拡大は難しい。 FITからFIP(市場連動型)へ制度が変わる。 風力発電は、年平均設備利用率は35%程度。夏場は20%。北海地域は55%程度ある。 製造業の電力消費は2割ほど。熱利用のほうが多い。 電気料金はコストが2倍以上に上昇する。 スイスの国民投票では、ガソリン増税などが否決された。地球全体に対する寄与率が少ないため、費用対効果が疑問視されたから。 人間の排出量が突出して多い。少子高齢化で減る可能性がある。 電動車は、LCA全体で見ると、バッテリー製造時の排出量が多いため、必ずしも有利とは限らない。 技術の選択肢を増やすこと。最初からガソリンやディーゼルを禁止しないこと。 電炉は高炉に比べて、CO2排出量は1/4。しかし原料の鉄スクラップの確保が難しい。高級鋼を製造することが難しい。 GX(グリーントランスフォーメーション) ポーター仮説=環境規制が技術革新を誘発し、先んじて導入した国の企業のほうが競争優位を獲得する。反論も多い。 次世代原子力SMR=小型モジュール。一機当たり30~60mW。構造が単純。

Posted by ブクログ