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そして、バトンは渡された
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/10/19 |
JAN | 9784160901100 |
- コミック
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そして、バトンは渡された
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商品レビュー
4.2
52件のお客様レビュー
人生のどうしようもない、やむを得ない、やるせない困難があっても、一期一会、巡り会えた人との繋がりを大切にしていくことで進んでいける。そんな希望がちりばめられた話。
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血のつながりのない家庭を複数わたってきた女の子の話。 「家族とは何か」ということを中心に描かれ、"血のつながりは不可欠ではない"という主張を強く感じる作品だった。 起伏の無い毎日を描いているのだけれど、読み進めていって飽きないのは主人公である彼女自身...
血のつながりのない家庭を複数わたってきた女の子の話。 「家族とは何か」ということを中心に描かれ、"血のつながりは不可欠ではない"という主張を強く感じる作品だった。 起伏の無い毎日を描いているのだけれど、読み進めていって飽きないのは主人公である彼女自身の魅力だと思う。傍から見ると、血の繋がりの無い家庭内に先入観的に特殊な生活を想像してしまうけど、実際にその中で流れいく"普通の家族の時間"のギャップや尊さにもまた惹かれるのかもしれない。 読者は自分の親子関係と比較して見たりもすると思う。子は子の目線、親は親の目線で感情移入できる作品。 読む前には「親と離れ、死なれ、おいて行かれ、、、」という口に出せば不遇な人生を送っている少女が、過酷な環境下で成長していく不憫さを思って悶えたりもした。しかし、話を見守る中で彼女がどれだけ幸せな環境で生きてきたのかということを気づかされ『自分は血のつながりのないこと、親がころころかわることは=不幸なのだ』と潜在的におもっていたのかもしれない、とはっとした。 それは自身が恵まれた家庭環境で生きさせてもらえているからこそ読んで生まれた感情かも知れない。
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訳あって何人もの親がいる優子と、いまの優子の父親である森宮さんの今を軸にした物語。 優子の高校生活は平凡そのもので、決して大事件が起こるわけではないものの、小さないざこざやそれに向き合う優子や友人の心の動きが手に取るように分かり、古傷がチクチク。 その合間に描かれる優子の生い...
訳あって何人もの親がいる優子と、いまの優子の父親である森宮さんの今を軸にした物語。 優子の高校生活は平凡そのもので、決して大事件が起こるわけではないものの、小さないざこざやそれに向き合う優子や友人の心の動きが手に取るように分かり、古傷がチクチク。 その合間に描かれる優子の生い立ちは、平凡な高校生活とは対照的にダイナミックで、読み応えがある。 そして、何よりの魅力は、いつの間にか、通奏低音のように、その全てが大きな優しさに包まれていたことに気づいた瞬間の心地よさ。 瀬尾さんの小説はいつも優しさに溢れているけれども、この作品も例外ではなかったです。 夢中で読み進め、読み終えた瞬間はふと涙が溢れました。
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