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スロウスタート(9) まんがタイムきららC
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スロウスタート(9) まんがタイムきららC

篤見唯子(著者)

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スロウスタート(9) まんがタイムきららC

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芳文社
発売年月日 2021/10/27
JAN 9784832273153

スロウスタート(9)

¥935

商品レビュー

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2021/11/07

浪人の事実が知られたけど、何が変わったというわけではない日常。終わってみれば何て事のない隠し事だったように思えてしまうけど、この状態に落ち着くまでに何度も悩んだ過去を思えば、当たり前のように訪れた代わり映えのしない日常が何よりも尊いものだと感じられるね それにしても花名が留年して...

浪人の事実が知られたけど、何が変わったというわけではない日常。終わってみれば何て事のない隠し事だったように思えてしまうけど、この状態に落ち着くまでに何度も悩んだ過去を思えば、当たり前のように訪れた代わり映えのしない日常が何よりも尊いものだと感じられるね それにしても花名が留年しているのではないかと5月頃から気付いていた栄依子ってホント何者なの……。もしかして、GWのお宅訪問回辺りで気付いたのか? 花名が皆に受け入れられたなら、次に受け入れられるのは転向してきた果実や大学受験を目指す大会となってくるのかな これまでは転校のプロとしてクラスに溶け込むことは得意としてきた果実。でも、流石に文化祭が近づく空気に溶け込むのは難しいか そこは学年関係なく文化祭を下支えしている生徒会が良い受け皿になったね。おまけに花名や同クラスの綴が居るとなれば、ここから学校に溶け込む入り口ともなれるだろうし また、果実の趣味を発端として生徒会を中心とした雑談グループが成立する流れにもほっこりしてしまうね 隠し事を明かし一歩前身した花名を見た大会が光希の手前も有って自分も頑張らねばと心機一転する流れ 彼女は親しい者に浪人の事実を隠して苦しんでいるわけではないが、いわば半引きこもりみたいな生活により世間から自分を隠している状態とも言える そこでは勉強や体力作りだけでなく、世間に対し自分をアピールしていく必要性も有る。そう考えると、文化祭を心から楽しみたいと栄依子にコーディネートを依頼した大会は一歩も二歩も世間に対して踏み出したと考えられるのかもしれないね そして遂に始まった文化祭。確か最初に話が出たのが6巻だった事を思うと随分長い時間をかけて準備してたんだなぁ…… 文化祭と言えば生徒が楽しむだけでなく父兄も楽しむ場となる。それもあってか、仲良し4人組の両親が勢揃いしたのは壮観な光景。中でも途轍もないインパクトを残していったのはたまての母親だったのだろうけど この手の漫画において異様に若作り、というか未成年に見える母親キャラってよく見られるタイプなのだけど、ここまで娘にそっくりな母親キャラって見たこと無い気が…… という事は、あれ、もしかして表紙に居るのってたまてじゃないって事なのか……?え、謎仮面に目が引きつけられていたけど、さらっととんでもない場面が描かれているのでは……?

Posted by ブクログ

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