商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 群青社/星雲社 |
発売年月日 | 2021/10/06 |
JAN | 9784434294693 |
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教科書と「慰安婦」問題
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教科書と「慰安婦」問題
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日本の歴史の「真実」を正しく教えようと息巻く「歴史修正主義者」たちは、自分たちの支配欲を満たすため、そして日本の自虐史観からの脱却を目指して、歴史の改竄や歪曲を推し進める政府幕僚や自民党、維新の会、右派勢力など枚挙にいとまがない。 著者は、教育者として歴史の「事実」を多面的...
日本の歴史の「真実」を正しく教えようと息巻く「歴史修正主義者」たちは、自分たちの支配欲を満たすため、そして日本の自虐史観からの脱却を目指して、歴史の改竄や歪曲を推し進める政府幕僚や自民党、維新の会、右派勢力など枚挙にいとまがない。 著者は、教育者として歴史の「事実」を多面的に積み重ね、生徒たちとの双方向性の授業を通じて、日本の近現代史の事実を伝え、生徒と共に考える実践者である。教育者として、教材となるべき教科書の記述内容を経年的、かつ詳細に分析し、33年に渡って闘われた家永教科書裁判と杉本裁判長の判決文の歴史的重要性を指摘します。 本書の主題である「慰安婦」問題については、慰安婦にされた少女・女性の過酷な状況は元より、朝鮮併合後の日本への同化教育や創氏改名など、朝鮮の人々を支配し、人権を蹂躙し、貧困と格差の中で甘言によって慰安婦にされた少女・女性たちの苦しみ。そして、終戦後の慰安婦であるが故の筆舌に尽くしがたい生活、1991年の慰安婦たちの証言と日本への訴訟などにより、教科書への記述内容の変化を丹念に追いかけます。子供たちと共に歴史「事実」を学びあうことは、また親や大人が日本の歴史の「事実」からしっかり学び、後世に伝えていく重要性も指摘している。 インターネットやSNSに溢れる歴史修正主義に向き合いつつ、歴史の「事実」を伝え、共に考えていく取り組みの重要性を再認識するととも、著者が新聞記事をきっかけに、教育行政、学校管理者、さらにはSNSなどの圧力に苦しみながらも、主義主張を曲げずに研究を深め、さらに前進していく姿勢に、共に学び続ける「不屈」の姿勢に敬意を表したい。
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