商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2021/09/17 |
JAN | 9784198653576 |
- 書籍
- 児童書
青いつばさ
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16歳のヤードランと11歳のジョシュ、兄が知的障害を持ち、兄を支えるよう言われて育ってきた弟、ジョシュの視点で描かれている。 大好きな兄だが時々、制御し難い時があり、体も大きくてどうしようもなくなってきていた。そんな中でも、常に冷静に状況を判断し、出来る限りのことをしているジョシ...
16歳のヤードランと11歳のジョシュ、兄が知的障害を持ち、兄を支えるよう言われて育ってきた弟、ジョシュの視点で描かれている。 大好きな兄だが時々、制御し難い時があり、体も大きくてどうしようもなくなってきていた。そんな中でも、常に冷静に状況を判断し、出来る限りのことをしているジョシュ。 ある日、幼い鶴と出会い、ヤードランは鶴にすっかり魅了される。その親鳥達が飛べない鶴を置いて越冬の為飛び立ってしまい、このままでは雛が死んでしまうので、家に連れて帰るのだが、雛を親鳥達のところへ連れて行きたいと、兄弟が力を合わせる。雛に飛ぶ訓練をさせる時、兄のせいで弟のジョシュが大怪我をし、ギブスで歩けなくなってしまう。それと同時に兄のヤードランを施設に住まわせた方が良いという話になり、そう決まってしまう。雛鳥を親たちのところへ連れて行くために、奮闘する兄弟は、自分達も離れたくない思いをかかえ、ヒナを連れて逃亡する。家族には、母と最近同居し始めた母の再婚相手とろの娘でジョシュと同い年の子がいて、よそよそしかった彼女との関係もストーリーの中で変化していく。 「荒野にヒバリをさがして」にも似た設定だが、荒野にーの方が、自分が読んでいて寒さに耐えるのが辛く、最後もスッキリしなかったので、こちらの方が読後感も良く、お勧めしたい。 小学校高学年から。
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