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日本アパッチ族 角川文庫
880円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2021/09/18 |
| JAN | 9784041119433 |
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日本アパッチ族
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日本アパッチ族
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本国内にアパッチと自称する者たちが台頭する。彼らは鉄を食物として摂取するという、通常では考えられない行動がみられた。本作は失業で路頭に迷う主人公木田とアパッチたちによる、日本転覆までの過程を描いていく。話が進むにつれて、アパッチが増加して日本国内における脅威とみなされるようになり、最終的に軍とアパッチとの戦争に発展した。本作はとくに後半における、日本を乗っ取るまでの過程が興味深く、手始めにインフラを抑えて、軍に勝利するための武器を調達するなど、仮にクーデターを起こした場合に、何をするべきかが理解できる。
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彼らは一日数百キロの鉄を食べ、 純度の高い硫酸を飲み語り合う。 時代は昭和初期、 失業罪で要塞に閉じ込められた男が、 飢えに飢え、落ちている鉄屑を口にする。 そして、鉄食人種=アパッチとなる。 同時多発的に増えるアパッチを 封じ込めようとする政府。 戦車を投じるも、鉄は彼らの...
彼らは一日数百キロの鉄を食べ、 純度の高い硫酸を飲み語り合う。 時代は昭和初期、 失業罪で要塞に閉じ込められた男が、 飢えに飢え、落ちている鉄屑を口にする。 そして、鉄食人種=アパッチとなる。 同時多発的に増えるアパッチを 封じ込めようとする政府。 戦車を投じるも、鉄は彼らの大好物。 強靭な身体で戦車を食い漁る。 日本国の弱部を浮き彫りにしていく 風刺もありつつ、アパッチ族の楽観的な雰囲気が心地よい。 あとがきの、物語誕生エピソードも素敵。
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スゴイぞ、小松左京。 はるか昔の60年前に書かれた小説なのに全く古臭さを感じない(という感想は、「復活の日」に感じたことと同じだ ) エンタテインメントとして面白いだけではなく、マイノリティに向けられた偏見と差別や弾圧、政治の無能さなど、現在のリアルの世の中への批判としてそのまま...
スゴイぞ、小松左京。 はるか昔の60年前に書かれた小説なのに全く古臭さを感じない(という感想は、「復活の日」に感じたことと同じだ ) エンタテインメントとして面白いだけではなく、マイノリティに向けられた偏見と差別や弾圧、政治の無能さなど、現在のリアルの世の中への批判としてそのまま成立してしまう。 小松左京が凄いのか、60年経っても進歩していない現実世界がだらしなく無様なのか、はたまたその両方なのか。 その後に執筆された「日本沈没」につながる、「政治的日本沈没」「種族的日本沈没」とも言える作品。 子供の頃SF少年でありながら、なぜか流行りものが嫌いなひねくれ者で、小松左京を読まずにいた自分を今さら反省。
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