商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学研プラス |
発売年月日 | 2021/09/02 |
JAN | 9784052054075 |
- 書籍
- 児童書
崖の下の魔法使い
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崖の下の魔法使い
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
思い出を預かってくれる魔法使いの質屋さんと、そこを訪れる少年少女のお話。 途中までは、タイトルになっている割には魔法使いさんの存在が薄すぎやしないかと思ったけれど、全部読んでみたら結構納得できた。 おそらく主役であると思われる、ミケや大河よりも、その友達になった夕紀のほうに感情移...
思い出を預かってくれる魔法使いの質屋さんと、そこを訪れる少年少女のお話。 途中までは、タイトルになっている割には魔法使いさんの存在が薄すぎやしないかと思ったけれど、全部読んでみたら結構納得できた。 おそらく主役であると思われる、ミケや大河よりも、その友達になった夕紀のほうに感情移入しやすかった。しかし、それは私が大人になったからで、ミケや大河、星南のような子(とても良いところがありつつも不安定で見てるとモヤモヤする未熟さも目立つ)のほうが、子どもには自然であるだろうから、これで良いんだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022年の高学年課題図書。 思い出を魔女に預け、お金に換える。もし、その思い出が必要になったら20歳までなら返してくれるという。 小学生だった私なら、たくさんたくさん預けたい嫌な思い出がある。消してしまいたいけど残念ながら今もくっきりと残っている。 物語の子どもたちは、預けたり、預けたけど返してもらったり、預けようかと思ったけどやめたり…と、誰もが陥るであろう気持ちを味わっていく。 感想文をかくなら、比較的書きやすい内容だろう。誰しも思い出については、何かしらの思いがあるはずだからだ。 他の方々のコメントを読んで、2011年発行の同じ設定の話が、同じ著者によってなされていることがわかった。小学生向けに書き直したということなのだろうか?元の話も読んでみたい。
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おもいで質屋、吉野さんだなぁ…と感じるお話だった。思い出って、どんなものでも消えはしないんだよね。忘れちゃうかもしれないけど、なくなることはない。 消したい思い出ほどずっと残ったりするから、私も思い出預けたいなぁ。でもそんな風には思わない子どもだからこそ、行ける場所なのかな。
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