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消えた「四島返還」 安倍政権日ロ交渉2800日を追う
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 北海道新聞社 |
発売年月日 | 2021/09/09 |
JAN | 9784867210383 |
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消えた「四島返還」
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
安倍政権下の北方領土交渉の舞台裏を、北海道新聞社が丁寧な取材で余すところなく描き出した。元島民への思いに寄り添った視点はさすがである。
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ウクライナ問題を機に読んでみた。二島返還を旗印に行われた安倍元総理とプーチンとの交渉の経緯をまとめられている。今回のウクライナ問題と四島返還を合わせて考えると、ロシアの領土に関する考えから四島返還は、なかなか進まないだろう。
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2018年11月、日露首脳会談で安倍総理は、これまでの日本政府の統一された立場だった四島返還から、二島のみ返還へと舵を切った。しかも、その決定は殆ど周りに知らされなかったーー。そこに行き着くまで、そしてその後安倍政権までの退陣を追った北海道新聞のルポ。 地元紙ならではの熱意と微細...
2018年11月、日露首脳会談で安倍総理は、これまでの日本政府の統一された立場だった四島返還から、二島のみ返還へと舵を切った。しかも、その決定は殆ど周りに知らされなかったーー。そこに行き着くまで、そしてその後安倍政権までの退陣を追った北海道新聞のルポ。 地元紙ならではの熱意と微細な情報収集が圧巻。日本側が「プーチン大統領と仲良くなれば」「プーチンは親日だから」と、プーチンに対する信頼を根拠に情に訴えて、見たいものだけ見ている一方でのロシアの対応。「北方領土の帰属は第二次大戦の(正当な)結果」「日米同盟が北方領土に適応されることは懸念」…今まさに我々が目にしているウクライナに対する立場と同じことを言っているよ、ロシア…。 本来の主管省庁であるべき外務省を差し置いての官邸主導に対しても疑問が浮かぶ語り口であった。 北方領土に関する日露(日ソ)間の国際約束だったりステートメントだったりというのも、解説がしっかりされていて勉強になった。
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