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非認知能力 概念・測定と教育の可能性
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非認知能力 概念・測定と教育の可能性

小塩真司(編著)

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非認知能力 概念・測定と教育の可能性

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 北大路書房
発売年月日 2021/08/13
JAN 9784762831645

非認知能力

¥2,860

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/10/28

全部で15章。各章で1つの非認知能力に対して、〜とは、〜の基礎研究、〜の介入研究、教育の可能性の4つを概説。 非認知能力全体の最新(2021年8月発行)概要を学んで、本書を元にいくつかの能力について深掘りしていくことを目指している感じ。これだけでは、実際の教育現場ですぐ活用する...

全部で15章。各章で1つの非認知能力に対して、〜とは、〜の基礎研究、〜の介入研究、教育の可能性の4つを概説。 非認知能力全体の最新(2021年8月発行)概要を学んで、本書を元にいくつかの能力について深掘りしていくことを目指している感じ。これだけでは、実際の教育現場ですぐ活用するというのは難しい。15種類から1つに絞れないなら、ありとあらゆる身体的・心理的・社会的適応と関連する「人類最大の強み(greatest human strength)」である自己制御(3章)がおすすめ。noteで短くまとめている人がいるので、それをスタートにするのもあり(https://note.com/takaos/m/m7ad3f9e29dba)。 そもそも非認知能力とは、「何かの課題に対して懸命に取り組み、限られた時間の中でできるだけ多く、より複雑に、より正確に物事を処理することができる心理的な機能」(序章より)であり、知能や学力以外の心理特性。

Posted by ブクログ

2021/11/07

[読書]3 非認知能力 概念・測定と教育の可能性 小塩真司(2021) 序章 非認知能力とは  1章 誠実性 課題にしっかりと取り組むパーソナリティ   2章 グリッド 困難な目標への情熱と粘り強さ  3章 自己制御・自己コントロール  4章 好奇心 新たな知識や経験を探究する...

[読書]3 非認知能力 概念・測定と教育の可能性 小塩真司(2021) 序章 非認知能力とは  1章 誠実性 課題にしっかりと取り組むパーソナリティ   2章 グリッド 困難な目標への情熱と粘り強さ  3章 自己制御・自己コントロール  4章 好奇心 新たな知識や経験を探究する原動力  5章 批判的思考 情報を適切に読み解き活用する思考力  6章 楽観性 将来をポジティブにみて柔軟に対処する能力  7章 時間的展望 過去・現在・未来を関連づけて捉えるスキル  8章 情動知能 情報を賢く活用する力  9章 感情調整 感情にうまく対処する能力 10章 共感性 他者の気持ちを共有し、理解する心理特性 11章 自尊感情 自分自身を価値ある存在だと思う心 12章 セルフ・コンパッション 自分自身を受け入れて優しい気持ちを向ける力 13章 マインド・フルネス 「今ここ」に注意を向けて受け入れる力 14章 レジリエンス 逆境をしなやかに生き延びる力 15章 エゴ・レジリエンス 日常生活のストレスに柔軟に対応する力 終章 非認知能力と教育について 気になっていたけれど、怒涛の生活環境の変化から手が出せてなかった一冊。読み切れてよかった。 久々の北大路書房さんの本。やっぱりおもしろい。 自分は家庭環境やバスケ経験、キャパ越えの受け持ち経験からいろんなストレスや人間関係に揉まれる中で、非認知能力を身につけてきた方の人間なんだろうなぁと思うことがあった。 逆に、26歳くらいまでは、情動知能の低く感情調整もできてなかったなぁ。って。 逆境の中でウェルビーイングに向かうための術を得ていったんじゃないかなぁ。って振り返るとの同時に、今の自分(ここ2ヶ月)はキャパ越えしないために、自分を甘やかすことに徹していた結果、自己肯定感が下がっているなぁとも思った。 正直読んでいて、よくわからないところはたくさんあった。 今からでも読書会入れてもらえるかなぁ〜って思ったりなんかして〜

Posted by ブクログ

2021/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 何らかの教えを実践している人、インストラクショナル・デザインに興味がある人なら必読の書である。「非認知能力」とは何か、それを測定する研究結果の紹介、教育での活かし方のヒントが書いてある。  本を読んでいると「なるほど」と思う箇所が多々ある。これまで受けた教育やワークショップにおけるアクティビティについて、やり方は分かっていたが原理・理由まで掘り下げてこなかったもののうちいくつかがこの本により明らかになった。  「好奇心」を紹介するパートで、「情報のズレを提示する」というというものが提示されている。これは「喉まででかかっている状態」にすることで好奇心が増すというものである。ここに至るワークショップでのアクティビティはけっこうあるが、なるほど「好奇心」を刺激するということなのだと膝をうった。  当然他にもたくさんある。手元に置いておき何度も読みそのたびに気づく様な付き合い方になるのだろう。

Posted by ブクログ