
商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ふらんす堂 |
発売年月日 | 2021/08/16 |
JAN | 9784781413709 |
- 書籍
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うつろふ
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うつろふ
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商品レビュー
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昨年末の日経新聞で、1年の間に発刊された句集について、俳人の神野紗希さんが推薦した3冊の中の1冊。 桜散るいつもわれらを置き去りに 古希を過ぎた俳人が、自らも「うつろひゆくもの」として、季語に捧げる俳句を詠み続けたい、という。 こうした一人一人の思いや声は、沢山生まれて波のよ...
昨年末の日経新聞で、1年の間に発刊された句集について、俳人の神野紗希さんが推薦した3冊の中の1冊。 桜散るいつもわれらを置き去りに 古希を過ぎた俳人が、自らも「うつろひゆくもの」として、季語に捧げる俳句を詠み続けたい、という。 こうした一人一人の思いや声は、沢山生まれて波のようにうねり、どこに行くのか。 生きていたことが誰かの記憶に残り、それもやがて消えていくように、詩歌もまた消えていく。 それでもやめられないのは、生きていくことをやめられないのと同じく、またそれだけなく、人との交わりの中で確かに生きていくことと同じように、世界における発見を切り取って伝えていく喜びがあるように思う。 1ページに2句が配置されて読みやすい。もし4句、5句と並べられていたら、読み手は苦しかったと思う。 そして、巻末に初句五十音索引があり、気になった言葉を元に、引くことができるよう工夫されていることも素晴らしい。 願わくば、高校生が読める程度の漢字の表記にして欲しい。俳句は難しい漢字が多すぎる。
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