商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アルファポリス |
発売年月日 | 2021/08/20 |
JAN | 9784434292613 |
- 書籍
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魔女に呪われた私に、王子殿下の夜伽は務まりません!
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魔女に呪われた私に、王子殿下の夜伽は務まりません!
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商品レビュー
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リリアがお人好しすぎて心配になる。自分の元婚約者であるエドアルドと婚約したカティエの我儘で、付いていってしまうなんて。傷つかないはずはないし、王子であるエドアルドに見つかったら罰せられるかもしれないのに。その上、カティエの態度がどんどん悪くなっていくのに、全く見捨てる気配がないリ...
リリアがお人好しすぎて心配になる。自分の元婚約者であるエドアルドと婚約したカティエの我儘で、付いていってしまうなんて。傷つかないはずはないし、王子であるエドアルドに見つかったら罰せられるかもしれないのに。その上、カティエの態度がどんどん悪くなっていくのに、全く見捨てる気配がないリリアはちょっと不思議に思ってしまうほど。呪いを受けて辛い状況でも、周りへの迷惑ばかり考えて自分の辛さなんて忘れてしまうリリア。今後も性格は変わらなそうだけど、エドアルドが目一杯甘やかしてくれそう。
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これ、親友のカティエは色々やらかしているだろうと思っていたら、やっぱり。 ただの困った系の親友ではなかった。 リリアがエドアルドの婚約を解消する羽目になった出来事も、結局絡んでいたのは彼女。 これでよく親友を見捨てなかったものだ。 リリア、いい子過ぎないか。 最後の最後も、結局リリアはカティエを見捨てないのだから、いい子過ぎて心配になるほど。 エドアルドと結ばれた後、自分の立っている位置をきちんと確保できたからこそ向き合えたのだろう。 夜に子供になってしまう呪いのせいで、婚約を解消した(筈の)リリアだが、エドアルドの初恋拗らせはその上をいった。 彼のこの一途な想いは、色々不安定になっていたリリアには最終的に救いになったと思う。 序盤こそ彼の態度の意味が分からず、カティエへの遠慮もあって困っていたけれども。 カティエ親子に不憫に扱われても、エドを始め、リリアの両親にエドのお姉さん、同僚の侍女などリリアには理解者が多かったのも救いになった。 呪いにかけられても、愛されている主人公である。 カティエには親子共々ざまあ展開が最終的に訪れることになるが、前述通りリリアがいい子なので、カティエが完全不幸になって終わりではないところはよかったと思う。 彼女をただ追いやって終わりではなく、ちゃんとリリアが過去に彼女に自ら向き合って別れを告げることができたから。 その場面をちゃんと「待て」できたエドも偉い。 リリアのことが好きすぎて、彼女を傷つける者がいたら暴走しそうな彼なので。 幸い第二王子なので今のところ国王にはならない位置、嫁のことで暴走しても国政に大きな影響はなさそうなのが安心である(どういう安心の仕方)
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