商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2021/07/30 |
JAN | 9784408537863 |
- 書籍
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月の淀む処
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月の淀む処
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
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ミステリーなのかホラーなのか、読んでいてわからなくなってくる。 この不思議な世界に私も迷い込んでしまったかのよう。 紗季は普通の女性で普通の感覚の持ち主のようだけど、こういう人が一番おかしくて怖い。 真帆子の詰めてくるような話し方も不快だし、マンションの住人たちもやばそうなヒトだらけ。 なのに読み進めていくと、マンションの秘密を暴こうとする真帆子に対してこの住人たちと紗季の暮らしに波風立てないでほしいと思ってしまう。 何がおかしくて誰が異常なのかわからなくなっていく感覚、読み終わってゾッとした。 普通に考えて、村のしきたりを街中のマンションでやり続けようとする老人たちの執着も怖いし、笙の正体もよくわからない。 隣人の直樹も善人だけれど(表向きは)得体の知れない人間だし、お隣りは連続殺人犯の真帆子。 そして、心の奥底にサイコパス要素を秘めている紗季。 何も知らずに値段だけで選んでこんなとこに住んでしまったら、、 エピローグも後味悪いし、この作品はぜひ梅雨のジメジメしたどんよりした日に読んでいただきたい。
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マンション「パートリア淀ヶ月」に越してきたフリーライターの紗季。 不気味な習慣のあるマンションについて記事を書こうと、隣人の真帆子に誘われ調べ始める。ホラーミステリー。 表紙のこれ誰?読み終わってもわからない。 八方美人でハッキリしない紗季、流されてやっていたお参りや民生委員の...
マンション「パートリア淀ヶ月」に越してきたフリーライターの紗季。 不気味な習慣のあるマンションについて記事を書こうと、隣人の真帆子に誘われ調べ始める。ホラーミステリー。 表紙のこれ誰?読み終わってもわからない。 八方美人でハッキリしない紗季、流されてやっていたお参りや民生委員の相手がストーリーが進むうちに意味合いを変えていく… 住民全員●●。 狂気にゆっくりと浸食されていくような雰囲気がなんだか病みつきになります。●に何が入ると感じるか、読んで味わってみてください。
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ミステリーだと思って読みましたがホラーですね。 読み進めるうちになんとなく紗季の気持ちがわかってしまう自分が恐ろしくなった。 居心地の良さ、安心して暮らせることが異常や狂気より勝ってしまい、馴染んで受け入れてしまう。 洗脳のようなものなのだろうか。 元彼の離れて暮らす娘さんへの魔が差してしまった行動までは悪魔の囁きというか、そういうこともあるかもしれないと思ったが、真帆子や最後の方の紗季の子どもに対する猟奇的な感覚がおぞましくて、読んでいてすごく嫌な気持ちになり、現実に引き戻された。
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