商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/07/21 |
JAN | 9784122070875 |
- 書籍
- 文庫
連弾
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連弾
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商品レビュー
3.7
32件のお客様レビュー
捜査一課の刑事と音楽隊志望の所轄署の女性刑事のコンビが活躍する作品で……物語も音楽にまつわる事件で過去と現在を行き来する感じで進められて面白かった!伏線回収もしっかりされて最後は唸ってしまった
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鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズもの。 すでに第2作第3作を詠んでおり、第1作が最後になってしまった。 二人がバディを組むことになった経緯も記されている。 都内の公園で殺死体が発見され、事件の幕が切って下ろされる。捜査本部が立ち上がり、桜子と音喜多が担当となる。 遺留品に...
鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズもの。 すでに第2作第3作を詠んでおり、第1作が最後になってしまった。 二人がバディを組むことになった経緯も記されている。 都内の公園で殺死体が発見され、事件の幕が切って下ろされる。捜査本部が立ち上がり、桜子と音喜多が担当となる。 遺留品にクラシックコンサートのチケットがあり、当時指揮をしていた天才作曲家に、彼らは疑いの目を向けることになる。 彼の哀しい生い立ちは、松本清張著の『砂の器』を彷彿し、少年と少女の関係は東野圭吾著『白夜行』を思い出す。だからといって、本作の価値が減じるものではない。 現在の事件捜査と関係者の過去が交互に語られ、あたかも題名の「連弾」のよう。 事件の背景にあるのは、少年の一途な思いがもたらした「気の遠くなるような時間と労力を注いだ復讐劇」。 このシリーズ、3作で終わらずにこの後も続いてくれることを期待したい。
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時を行きつ戻りつ展開していく。愛に恵まれなかった一人の男の狂気とも思える愛憎。なかなか面白かった。連弾という表題が切ない。
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