世界でいちばん素敵なギリシア神話の教室

蔵持不三也(監修)

• 販売会社／発売会社: 三才ブックス
• 発売年月日: 2021/07/20
• JAN: 9784866732725

商品レビュー

2024/07/15

初めてギリシア神話を読んだ。

かなり複雑で全部を理解するにはかなり根気が必要そうだけど、面白かった。
世界の根源・身の回りにあるものの起源のほとんどはギリシア神話からなってるんじゃないかって思うぐらい、身近に溢れてた。

世界史とかで学んだ芸術、彫刻がギリシア神話を学ぶとかなり理解が進んだ。

これ全部知った上で美術館とかヨーロッパ行きたいいいい

2024/04/20

子どもの頃、親に買ってもらった星座について描かれたマンガをすり切れるまで繰り返し読んだ。学研のシリーズだったように思う。オリュンポスの神々の物語、ペルセウスら英雄譚にワクワクした。なかでも神話版アベンジャーズのようなアルゴナウタイの物語は胸熱だった。星座表を片手に天体観測をしていたことが懐かしい。

ギリシア神話をはじめ、多くの神話について、我々は大抵つまみ食いのように有名な場面を知っているに過ぎない。本書は「ギリシア神話の始まりは？」「ゼウスってどんな神様？」など一問一答形式で読者の興味を引きつけ、かつ平易な文章でギリシア神話の世界に誘ってくれる。

ギリシア神話を体系的に学べる類の本ではないが（そもそも神話を体系的に、というのは無理な話だが）、それを補って余りある特長も本書にはある。それは豊富な視覚情報である。古来、ギリシア神話は芸術家たちに格好のテーマを与えてきた。本書はギリシア神話を美しい美術作品を用いて解説する。世界でいちばん素敵かどうかは定かではないが、一粒で2度美味しい、お得な本であることは間違いない。

2023/05/14

ギリシア神話は、紀元前8世紀に、ホメロスという詩人が、過去の言い伝えをまとめた。

カオス虚無から、スタート。
そこから、大地（ガイア）、奈落（タルタロス）、愛（エロス）の神がうまれる。

エロスがガイアとウラノスを結ぶ。
最初の世界神は、ウラノス。
ガイアと結ばれ、子供を産む。

人間、巨人、妖精が存在する世界。

子供のクロノスにウラノスが裏切られ、統治の座を取られる。

クロノスとレアの6番目の子供ゼウス。
他の子供はクロノスが全て飲み込んだ。

ゼウスが最高神に。

ゼウスと浮気をしたレトとの間に、アポロンが生まれた。

知恵、戦い、芸術を司る神、アテナ。
アテネの名前の由来でもある。

美の神様、アフロディテ。