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後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ 動物たちは何を考えているのか? ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2021/07/01 |
JAN | 9784150505769 |
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後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
筆者は動物を研究している学者ではないので全てのエピソードに必ずしも科学的根拠があるとは限らないけど、自然を愛し自然の中で生きてる人だからこそわかる動物の様子を知ることができて楽しいし、私も動物には感情や言語(のようなコミュニケーションツール)があると思っているので、共感できる部分...
筆者は動物を研究している学者ではないので全てのエピソードに必ずしも科学的根拠があるとは限らないけど、自然を愛し自然の中で生きてる人だからこそわかる動物の様子を知ることができて楽しいし、私も動物には感情や言語(のようなコミュニケーションツール)があると思っているので、共感できる部分も多かった。 あんまり学術的な部分への興味や知識がなくても単純に動物たちのエピソードを楽しむという読み方でも十分に楽しいと思う
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中で我慢できずに読むのをやめた本。 なので星1。 ネタバレや先入観を持つのがイヤで購入時も読み始めも裏表紙の要約を読まないので、動物行動学や認知心理学の学者(学識者)の書いた本だと思って読みはじめたが、実態はエッセイだった。 それでもただのエッセイとして書かれていれば文句は無いのだが、違和感のある引用が随所にされており、そこから一般化をしようと試みているような文章構成のためエセ科学感が強く、拒否反応が出てしまった。 これは出版社(+翻訳)、著者、双方共に悪い。 改題前のタイトル『動物たちの内なる生活』や表紙の写真ならば勘違いがなかったが、売れ行きが悪かったのか、ミスリードを誘う表題に改悪されている。 著者にしてもどういう意図で科学的な文章っぽく書いているのかは不明だが、非常に狭い・偏った引用(;ほぼドイツ国内の事象しか見ていない不見識、いくつか引用されている国際論文も多数の中から選び抜いたものではなく学生時代に適当に読んだだけかな?と感じる)と、その無知にも関わらず間違ったことを断定口調で記述し、随所で観察結果を一般化したがる点を傲慢に感じ、共感できないことが多すぎた。 こんな程度の低い引用ならほとんどを削って科学的文章のような引用形態も辞めて、著者がインターネットや新聞で触れた例としてたまに文中に出しながら実体験と"私の感じたこと"を前面に押し出して書けばいいのにと思った。
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ー 原則的に感情は意識ではなく、無意識とつながっている。動物が意識を持たないとすれば、それは思考ができないということ。どんな動物でも無意識の働きを持っていて、すなわちそれは感情を持っているという事。 確かに、ペットがお願いをしてきたり、痛みや恐怖、楽しさを表現するのを目にしてい...
ー 原則的に感情は意識ではなく、無意識とつながっている。動物が意識を持たないとすれば、それは思考ができないということ。どんな動物でも無意識の働きを持っていて、すなわちそれは感情を持っているという事。 確かに、ペットがお願いをしてきたり、痛みや恐怖、楽しさを表現するのを目にしていたではないか。自分の名前にも反応する。そんな感情豊かな動物なのに、どうして牛や豚などの食用家畜には感情がないと思い込んだのか。そう信じたかっただけなのだ。彼らには苦痛がある。 ヤギにも魚にもオキシトシンがある。親子の絆があるという事だ。著者は生物学者ではなく、森林官という森の管理人。動物達のリアリティ溢れる生活から、人間と等しく尊厳に値する存在である事を思い出させてくれる。 些細な事のようで、知らなかった事。リスの巣は、こずえの枝先に球状に作られる。たくさんの小枝で作られた中に柔らかい苔が敷き詰められている。リスは本格的な冬眠をせず、冬の間に何度も目が覚めるため、広い集めたどんぐりを穴の中にいくつも隠している。その隠し場所を忘れることもある。鳥の雛を食べるリスの種類もある。生き物観察しているような気分。
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