商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/07/14 |
JAN | 9784065230497 |
- 書籍
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兵諫
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兵諫
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
ずっと読み繋いでいる蒼穹の昴シリーズの第六作。前回から間が空いてしまったので、作中で触れられる前作以前の登場人物やエピソードを思い出しながら読みすすめた。 語られていたことは、少し難しかった。ただ、以前に作者がどこかで書かれていた「歴史に成功と失敗はあっても、善悪はない。」との姿...
ずっと読み繋いでいる蒼穹の昴シリーズの第六作。前回から間が空いてしまったので、作中で触れられる前作以前の登場人物やエピソードを思い出しながら読みすすめた。 語られていたことは、少し難しかった。ただ、以前に作者がどこかで書かれていた「歴史に成功と失敗はあっても、善悪はない。」との姿勢は貫かれていたように思う。それぞれが、置かれた時代の中で、考え抜き、自らの信義に従って生ききったのだろうことは、心の真ん中にまっすぐ伝わってきた。 それにしても、浅田次郎さんの紡ぐ文そのものの、なんと心地よいこと。この芳醇な世界に浸る時間に、純粋に心が悦んでいた。次回作が待ち遠しい。
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蒼穹の昴シリーズ第六部。1936年に日本と中国で起きた二つの事件、二・二六事件と西安事件。法廷での証言などをもとに、日米ジャーナリストの視点で事件の真相を読み解く。またしても、今まで歴史をちゃんと学んでなかったことを痛感した。 蒼穹の昴から50年ほど経った時代。だいぶ世代が入れ替...
蒼穹の昴シリーズ第六部。1936年に日本と中国で起きた二つの事件、二・二六事件と西安事件。法廷での証言などをもとに、日米ジャーナリストの視点で事件の真相を読み解く。またしても、今まで歴史をちゃんと学んでなかったことを痛感した。 蒼穹の昴から50年ほど経った時代。だいぶ世代が入れ替わっているが、過去の登場人物との繋がりがある分、読者としては思い入れが強くなる。続きが読みたい。
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今 老齢化社会になり、団塊世代が、平均寿命を伸ばしている。 そんな団塊世代も、戦争を知らずに育って来た。 その時の社会科、日本史において、授業は、弥生時代から江戸時代には、詳しく習うが、明治から昭和前期時代は、本の1か月にもならない位でしか、教えて貰っていない。 第二次世界大戦勃...
今 老齢化社会になり、団塊世代が、平均寿命を伸ばしている。 そんな団塊世代も、戦争を知らずに育って来た。 その時の社会科、日本史において、授業は、弥生時代から江戸時代には、詳しく習うが、明治から昭和前期時代は、本の1か月にもならない位でしか、教えて貰っていない。 第二次世界大戦勃発も、同盟国、そして、その起因など…本の中に書いてあるのを読むに終えただけである? その当時は、教師達も、教えないように指示されていたのかも? この本では、1936年の事柄が、描かれている。 張学良においても、昔は、本にも掲載されていたかどうか?記憶にない。 30年程前に 我が子の社会科を学習指導しようと、手にしてこの人物を知った位である。 西安事件も、…… そして、日米の情報が、どのようにして、伝えて言ったのか? 今のような誰でも使用出来る通信網など、夢にも無かった事態である。 最初から読まずに、この本を手にしたのは、「兵諫」という題名である。 どのような意味なのか?と、思いながら、そして、近代史を何も知らずに長年過ごしていたから、読み出した次第である。 浅田次郎氏の本は、鉄道員から、お腹召しませ、壬生義士伝など、拝読していたけど…蒼穹の昴シリーズを読んだ事は無かった。 これから、もう少し、何も知らずに、過ごしていた近代史を読まなくては……と思わせる本であった。
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