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越境者 創元推理文庫
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越境者 創元推理文庫

C.J.ボックス(著者), 野口百合子(訳者)

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越境者 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/06/30
JAN 9784488127145

商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

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2025/07/28

本作品がジョー•ピケットシリーズのうちの一作ということを恥ずかしながら知らずに読んでしまいましたが、私にはハマるおもしろさでした。 巨大製薬会社の跡取りである男の失踪から始まる本作。猟区管理官を辞していたジョーは知事からの依頼で、以前から暗殺業を営んでいると噂されるテンプルトン...

本作品がジョー•ピケットシリーズのうちの一作ということを恥ずかしながら知らずに読んでしまいましたが、私にはハマるおもしろさでした。 巨大製薬会社の跡取りである男の失踪から始まる本作。猟区管理官を辞していたジョーは知事からの依頼で、以前から暗殺業を営んでいると噂されるテンプルトンがこの件に関わっているのか調査に乗り出します。しかもそこに盟友ネイトも暗躍しているのではという疑念も絡み……。テンプルトン「王国」という完全アウェーでの困難な調査にジョーは果たして正義を貫き、真相に辿り着けるのかというお話です。 テンプルトン王国という書き方は本作ではありませんが、ジョーの動きは住民によって常に監視されている⁇ 住民はみんなテンプルトン信者⁇ と感じさせる極寒の辺境の地で、「浮いた厄介な存在」のジョーはミッション•コンプリートできるのか。このストーリーの結末を見るまでにそんなに時間はかからないはずです。

Posted by ブクログ

2025/07/21

猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ。 「発火点」の次の作品。14作目。 前作で一度職を辞したジョーだったが、知事の意向で復帰している。 新たな任務は、大製薬会社のスコギンズが殺された事件で、担当する地域を離れて、ワイオミング州でも辺境の町へ調査に赴くことに。 その土地の大立者...

猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ。 「発火点」の次の作品。14作目。 前作で一度職を辞したジョーだったが、知事の意向で復帰している。 新たな任務は、大製薬会社のスコギンズが殺された事件で、担当する地域を離れて、ワイオミング州でも辺境の町へ調査に赴くことに。 その土地の大立者のテンプルトンという人物が、暗殺ビジネスを運営している可能性があるというのだ。 親友ネイトが関わっているかもしれない事件。 知事の要請でFBIとも連携があるとはいえ、大きな権限があるわけでもなく、よそから来た管理官など、嫌がられても仕方ないが。 それにしても、いささか様子が‥? ネイト・ロマノウスキは、山に独りで暮らす鷹匠。元工作員で色々訳ありのグレーゾーンの人間だが。 不器用なまでに善良なジョーと、友情で結ばれています。 長身で手足が長く、金髪を後ろで結び、冷たい色の目(最初は緑と書かれていたけど、その後描写が変わってる‥)という、やたらカッコいい男なのだ。 この作品でまた、危険な範疇へ入ったなあ‥という印象ですが。 いやでもまあ‥ 面白いには違いないので、とにかく。 真面目に調べを進めるうちに、危険の真っただ中へ飛び込んでしまうジョーを助けるには、スケールの違う異能の人がいないと無理。だからねえ。 ジョーの長女のシェリダンの大学生活も。 養女のエイプリルは、ロデオスターと恋仲に。面倒そうなことになってたり。 末っ子のルーシーは高校生で、と家族の様子も描かれます。 愛妻メアリーベスはもちろん(笑) 家族愛も魅力的な作品、いつも面白いのが有難いです☆

Posted by ブクログ

2023/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはり面白いなあ、ジョー・ピケットシリーズ。今回は活劇少なめだが、物語としてはいろんな展開があり読み応えがありました。シェリダンのパートは必要だったのかしら、と思ったが、比較的地味な話なのでちょいと入れました、と言うところか。それとも今後の伏線か? そして・・・。やはりやはりやはり! あいつが帰ってきた! 『冷酷な丘』で退場したあいつが! こちらも今後に期待!

Posted by ブクログ