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陶芸は生きがいになる 新潮新書911
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陶芸は生きがいになる 新潮新書911

林寧彦(著者)

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陶芸は生きがいになる 新潮新書911

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/06/17
JAN 9784106109119

陶芸は生きがいになる

¥836

商品レビュー

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2023/03/10

最近陶芸に興味を持ち始め、また、そろそろ仕事に邁進してきた「若者」を卒業してまさに「中年」に向かいつつある中、人生の中で純粋に楽しんで没頭できるものに出会いたい・・・そう感じていた今日この頃、あらすじを読んで著者と自分を重ねる部分があり、手に取った。 最初から陶芸の道を一直線に生...

最近陶芸に興味を持ち始め、また、そろそろ仕事に邁進してきた「若者」を卒業してまさに「中年」に向かいつつある中、人生の中で純粋に楽しんで没頭できるものに出会いたい・・・そう感じていた今日この頃、あらすじを読んで著者と自分を重ねる部分があり、手に取った。 最初から陶芸の道を一直線に生きてきた人には書けない本。そこに魅力を感じた。 著者はCMプランナーやコピーライターとして活躍されていたということもあり、陶芸の面白さがよく伝わってくるのはもちろん、ユーモアがある文章で、さらさらと読めた。 趣味という域をはるかに超えて陶芸にのめりこむ著者を、半ばあきれつつも生温かく見守る家族の存在も、いいアクセントになっている。 著者の陶芸への熱量、陶芸の魅力、陶芸にハマってゆく中での色々な人との交流などが書かれており、特に、登場する色々な人の魅力が生き生きと伝わってくる。登場する陶芸家の名前を思わず検索してみた。 印象に残ったのは、唐津焼の吉野魁先生と魯山人先生。唐津焼は、私が最初に興味を持った焼き物で、お気に入りの作家さんの作品を定期的に購入させていただいている。 恥ずかしながら、魯山人先生は名前は知っていたけれどどんな人かは全く知らなかった(なんとなく敬遠していた)。本書を読んで魯山人先生に興味が出てきて、ムック本を買った。 確かに数年前の自分は、買い集めるほど器に興味を持つなんて想像もできなかった。 本書は、何歳だって魅力的な、時には自分の人生を変えるような新しい世界との出会いはあるし、新しいことはいつ始めても遅いということはないと教えてくれた。 この本を読んで陶芸家になってしまった人が何人もいて、「あなたのせいで陶芸家になった」と著者が直接言われただけでも3人もいるらしい。それもうなずける。 ずっと興味はあったけれど、この本に背中を押され、学生時代に旅行の道楽で陶芸体験をしてから実に10数年ぶりに、陶芸教室に足を運んだ。 レビューブログ http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-523.html

Posted by ブクログ

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