商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/06/15 |
| JAN | 9784065238172 |
- 書籍
- 文庫
碆霊の如き祀るもの
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碆霊の如き祀るもの
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
シリーズ9作目にきて初心に戻ったような作品。刀城言耶シリーズの特徴を色濃く残しながらも、怪異、ミステリ、その他のバランスがとても良いです。登場人物の数や舞台の広さも絶妙で読み進めやすく、地図もありイメージもしやすいです。 今作も癖のある登場人物もいますが、その人たちと関わる時間は...
シリーズ9作目にきて初心に戻ったような作品。刀城言耶シリーズの特徴を色濃く残しながらも、怪異、ミステリ、その他のバランスがとても良いです。登場人物の数や舞台の広さも絶妙で読み進めやすく、地図もありイメージもしやすいです。 今作も癖のある登場人物もいますが、その人たちと関わる時間は短く、そういった意味でも読み進めるのにストレスがありません。 それほどページ数が少ないわけではないのですが、最初にその土地で過去に起こった三つの怪談話から入り、さらに主人公一行が現地に着くまでのほのぼのパートもあるため、結構サラッと読めてしまいます。 長編ミステリでありがちな、何ページもウンチクが書かれたりもしていないので、初心者の方にもおすすめです。
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碆霊様を祀る村に纏わる四つの怪談、それをなぞらえるような不可解な四つの密室殺人、死体に残された笹舟、村が秘匿してきた禁忌など怪異と本格ミステリーの塩梅が絶妙な刀城言耶シリーズの長編で、持ち味の多重推理と思わず絶句するラストが堪らなかった。
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刀城言耶は、碆霊様を祀る海と断崖に閉ざされた強羅地方を訪れた。 村に伝わる不気味な伝承をなぞるような四件の連続殺人事件に行き合う。同行する祖父江偲と共に、今再び怪異に挑む。刀城言耶シリーズ第九弾。 舞台設定の出来は驚異的。 村の様子や設定が細かく描写されており、まるで本当に存在...
刀城言耶は、碆霊様を祀る海と断崖に閉ざされた強羅地方を訪れた。 村に伝わる不気味な伝承をなぞるような四件の連続殺人事件に行き合う。同行する祖父江偲と共に、今再び怪異に挑む。刀城言耶シリーズ第九弾。 舞台設定の出来は驚異的。 村の様子や設定が細かく描写されており、まるで本当に存在する村であるかのように錯覚させられる。特に、昔の特幽村が極貧の寒村である描写が良かった。資源も土地もいまいちな村で、蛸漁をする村人たち。どんよりと曇った低い空まで目の前に浮かぶほどで、非常に気が塞ぐ。村の大人たちのどことなく疲れた虚ろな目が、ちゃんと言われずとも分かる。丁寧な描写力こそ、三津田信三の妙であると思う。 竹林宮で及位廉也が餓死した事件。 殺人事件で餓死を扱うのはかなり珍しい気がする。どう料理されるのか、ずっと気になっていた。紐解かれたのは、かなり悍ましい真相だった。及位氏が虫の息になるまでの様子は、かなり哀れなものだったのではないだろうか。及位視点で最後の半日程の記録を読んでみたくなる。 謎解きシーンが少しもたついた印象。 というのも、本作の答え合わせは、刀城言耶の思考を段階を踏んでしっかり詳細にトレースしている。しかし、私は探偵役に勝負を挑むような読み方をしない読者である。故に、いくつもの仮説を否定する工程がもたつきに思えてしまったのだと思う。正直、正解ルートの提示だけで良かったかなと思う。
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