ワタナベマキの梅料理

ワタナベマキ(著者)

• 販売会社／発売会社: NHK出版
• 発売年月日: 2021/05/19
• JAN: 9784140333181

商品レビュー

2023/04/01

正直、そこまで期待はしていなかった。
色々あるレシピ本の中で、実際に家庭で活用できるのって、実はかなり少ないですよね。
我が家には毎年いただく手作り梅干しがたっぷりあるのです。
そろそろ本格的に消費していかないとまずいなと思っていました。
旦那さんは梅干しが少し苦手なので、なかなか食卓には上がらない、それでは梅干しが減らない。
焼酎のお湯割りも飲まないし。
そんな困った私が見つけた、梅干しを使ったレシピしか載っていないレシピ本。
それが、意外にとっても良かったんです。
全て梅味の料理かぁ〜と思っていたら、そういう感覚で梅干しを使っていません。
お塩の代わりとして梅干しを使っているので塩分過多を抑えられるのと、梅干しを使うと味が締まります。

ごま油にたたいた梅干しを和えれば和風のドレッシングになるし、オリーブオイルに梅干しなら洋風ドレッシングになります。
黒コショウや煎りゴマをふれば、もう出来上がり。
「梅しゃぶしゃぶ」は、梅干し・昆布・酒のみですが、びっくりするくらい梅干しで味が締まります。うどんを入れてスープも美味しく飲み干せます。

今までひと味足りないなの時は、味塩コショウや〇〇だしの素や〇〇のタレ、鍋の素、でなんとか乗りきっていました。
でも、シンプルな味付けのものは、食材をとても美味しく食べられるということを再認識させられました。
ドレッシングは食材のアレンジが無限なので、これから頻繁に活用したいです。

ひとつだけ、私は「梅だし巻き」はいまいちでした。
梅ないほうが、だし巻きたまごは美味しい。
梅が多すぎたのか、出汁と卵の良さが消えてしまっただし巻きたまごになった。
あくまで、梅干しを消費したくても、適量は守らないとということですかね(⸝⸝ .ˬ.⸝⸝)

2022/09/02

毎年梅干しを作るが、家族がハチミツ梅を好むようになり、余りがちになっていた。
とても参考になり、助かった。
塩の代わりと思えば、気軽に使えた。
梅角煮は、冬にスープを多めにして作った。
身体がとても温まり、気に入っている。