商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/05/17 |
JAN | 9784065230237 |
- 書籍
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猫狩り族の長
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猫狩り族の長
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
だーまえさん本人のことはそこまで詳しくないですが、小説として読むと、キャラクターが想像しづらくていまいちのめり込めなかった。でも、文体のテンポは良いので最後までだれませんでした。もし日記の形式で出ていたら生々しくて読めなかったと思うので、小説調で良かった ラストは個人的に好き。
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著者、麻枝氏の思ってきたこと、思っていることを登場人物を通して読者に伝えたかったのかなと。氏の作品は有名ブランドのゲームやアニメの脚本家から音楽家まで幅広く担当されて来られていますが、どの作品を見ても麻枝氏の色は出ていると大体の人がわかるくらいに濃いキャラクターが出てきますね。彼...
著者、麻枝氏の思ってきたこと、思っていることを登場人物を通して読者に伝えたかったのかなと。氏の作品は有名ブランドのゲームやアニメの脚本家から音楽家まで幅広く担当されて来られていますが、どの作品を見ても麻枝氏の色は出ていると大体の人がわかるくらいに濃いキャラクターが出てきますね。彼ら彼女らの言葉はあくまでやりとりにすぎなかったわけですが、多かれ少なかれキャラクターを通して作者自身が伝えたかったことはあると思います。ですが、一人でやっているわけじゃなかった彼は、それなりに他人に見えない部分で闇を背負って生きてきたことでしょう。今回の登場人物はほぼ2人なのですが、そのうちのヒロインであり麻枝氏の投影的な人物「十郎丸」が居ますが、氏は彼女に今まで思っていた本当のことを全部曝け出してくれ!と代弁させたのではないかと思います。麻枝准という一人の人間を知るには、ひっそりとした場所にはなりますが。この一冊の本の中に、それは詰まっています。 元々生きづらさを感じておられる人だとは伝わって来ていましたが、これで本当に納得ができました。 P.S 個人的には入院していた時の日記が切なく、よくこの世界に戻ってきてくれてよかったと思っております。過酷な世界で、いつだって残酷ですが、どうかご自愛ください。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一言で言うなら麻枝准ワールド展開しまくりなものです。 みんな同じこと言ってるって思うじゃないですか? ほんとにそうなんですよ。内容が。 死にたがってる女性と、甘く惰性で生きる少女が、関わっていく中で芽生えた、いわば幻想とも取れる夢物語のような作品だったと思います。 ただ、ネタバレにはなりますが、終わりは相当なものですので、それなりの覚悟を持って読んだほうが、面白かったな、と思って終われるのでは?(結果論) 普段な麻枝准さんの作品は手放しでおすすめしたいと思うほど好きなのですが、今回ばかりはそうはいかないものだったようでした。 オシマイ
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