商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 駒草出版 |
発売年月日 | 2021/04/28 |
JAN | 9784909646392 |
- 書籍
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探偵はここにいる
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探偵はここにいる
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
探偵9人の体験録。どの人も探偵学校は役に立たなかったとか行かなかったとか否定的だったのが印象的。 イチタイ、ニタイとか現場の用語、けっこう横の繋がりがあるとか知らない事が載っていて良い。 探偵業に興味があって読んでいたが段々と探偵さんの人生そのものに興味が移ってしまった。 巻末の...
探偵9人の体験録。どの人も探偵学校は役に立たなかったとか行かなかったとか否定的だったのが印象的。 イチタイ、ニタイとか現場の用語、けっこう横の繋がりがあるとか知らない事が載っていて良い。 探偵業に興味があって読んでいたが段々と探偵さんの人生そのものに興味が移ってしまった。 巻末の『屋根裏の散歩者』で明智小五郎が郷田三郎に最後に言った台詞について感想を述べておられるが全く同意できる。
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探偵という職業は小説の中ではとてもよく見かけるが、現実世界の探偵はどのような仕事をして、探偵になる人たちはどのような人生を歩んできたのか?最初から探偵を目指した人もいれば、たまたま得た職業が探偵だった人もいて、個々人の人生模様が色濃く表れていて興味深く、久々に読書に熱中できた。 ...
探偵という職業は小説の中ではとてもよく見かけるが、現実世界の探偵はどのような仕事をして、探偵になる人たちはどのような人生を歩んできたのか?最初から探偵を目指した人もいれば、たまたま得た職業が探偵だった人もいて、個々人の人生模様が色濃く表れていて興味深く、久々に読書に熱中できた。 探偵本人へのインタビューを通して、著者は「当たり前ではあるが、探偵も私たちと同じ人間であることが分かった」と感じているが、読んでみて同じ感想を持った。探偵は特殊な職業であることは間違いないが、やりがいを見出すこともあれば理不尽な目に遭うこともあるのはどの職業にも共通することではないだろうか。また長く探偵をしていると仕事に慣れて飽きがきたり、将来を思って不安になったりする様子に彼らも一人の人間なのだと強く感じた。 実際の探偵稼業は浮気調査や人探しが主な仕事になるのだろうという想像は当たっていたが、探偵の目を通して提示される、現実に生きる人の行為としてみると生々しさが一層増した。本書で取り上げられる事件の多くは浮気だが、浮気というカテゴリーは同じでも個々の案件の内容はまったく違うだけでなく、調査中に対象に気づかれて捕まってしまったことなどの個人的な体験が多く書かれているので読んでいて飽きが来なかった。探偵に浮気の調査を依頼した人の経験談も載っていて、浮気をされた人の体験は読んだことがなかったので新鮮だった。 あとがきで新型コロナの影響でみんながマスクをするようになって、浮気相手の顔を確認するのが難しくなり、デートでも外出を避けるようになったので証拠写真を撮ることが難しくなっていると記載があった。やはりコロナはあらゆるところに影響しているのだと思った一方で、探偵たちがどのように対応しているのか、オンライン化が進む中で探偵という職業が今後どう変化していくのかなどの興味もわいてきたので、著者にはまた探偵を題材とした本を書いてもらいたい。
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実際の探偵にインタビューしたノンフィクション。 密室殺人や秘密結社とどんぱちやり合うような話はなく、ほぼ浮気調査の話。 どういう人が探偵になるのか詳しいインタビューをもとに丁寧に描かれている。確かに個性的な人物が多いが、どこの会社にもこのくらいの個性の持ち主や職業倫理を持つ人は...
実際の探偵にインタビューしたノンフィクション。 密室殺人や秘密結社とどんぱちやり合うような話はなく、ほぼ浮気調査の話。 どういう人が探偵になるのか詳しいインタビューをもとに丁寧に描かれている。確かに個性的な人物が多いが、どこの会社にもこのくらいの個性の持ち主や職業倫理を持つ人はいると思う。 普通の人たちが何かのきっかけに探偵という特殊な職業に就く人生の面白みを感じた。
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