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江戸の秘密 広重の浮世絵と地形で読み解く
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江戸の秘密 広重の浮世絵と地形で読み解く

竹村公太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/04/26
JAN 9784087817003

江戸の秘密 広重の浮世絵と地形で読み解く

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商品レビュー

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2024/08/28

日本橋から始まる旅 ―もっと薄く・より小さく=日本人のアイデンティティ: 日本橋から始まる参勤交代 縮み志向→緻密な美 参勤交代と統一言語: 参勤交代→江戸の共通言語を全国に 明治維新・統一言語あればこそ 水運が形成した情報ネットワーク: 水を制する者は国を制す 戦国のアウトバー...

日本橋から始まる旅 ―もっと薄く・より小さく=日本人のアイデンティティ: 日本橋から始まる参勤交代 縮み志向→緻密な美 参勤交代と統一言語: 参勤交代→江戸の共通言語を全国に 明治維新・統一言語あればこそ 水運が形成した情報ネットワーク: 水を制する者は国を制す 戦国のアウトバーン、小名木川 関東平野の最重要地・軍事拠点「国府台」 馬糞が証明・究極のリサイクル都市「江戸」  広重の禿山か・エネルギー問題    下谷広小路 ―防災都市の原点 日本人と橋造り ―対岸への願望 日本堤と吉原の遊郭 ―市民が守った江戸 高台 湿地都市の宿命  文字通りの鳥瞰図  日本の命の水の物語   牛から電車へ 近代化の象徴

Posted by ブクログ

2022/03/06

以下、引用 ●「日本人は昔から『太郎』とか『花子』とか家畜に名前をつけて『家族の一員』として飼った。日本人は家族の一員である牛馬を去勢するなど考えもしなかった。それに対して、ヨーロッパや中国では、牛馬を完全にコントロールしようと考えた。そのため、ためらいなく去勢した。だから、大...

以下、引用 ●「日本人は昔から『太郎』とか『花子』とか家畜に名前をつけて『家族の一員』として飼った。日本人は家族の一員である牛馬を去勢するなど考えもしなかった。それに対して、ヨーロッパや中国では、牛馬を完全にコントロールしようと考えた。そのため、ためらいなく去勢した。だから、大陸の文化では、牛馬をエンジンとする車両が発達していった。日本では去勢されていない突然暴れる牛をコントロールできなかったので、車両の文化が発達しまかった」(中略)つまり、日本人は家畜を去勢する代わりに、地面を掘り込んで車石を敷いた溝に、牛を入れて歩かせたのです。牛に余計な刺激を与えて暴れないようにしたのです。もし暴れた時でも、人に突進したり、荷車を引っ張って暴走しないようにした。安全のために人と牛車が通る場所を分離したのです。

Posted by ブクログ

2022/02/20

元建設官僚の著者が、浮世絵を題材に、江戸の治水における知恵を調査・解説する。江戸も大坂も、かつては湿地帯。川の付け替え工事などで水の流れを御し、土地を乾燥させ、埋め立て、今の形になっている。 『日本堤』を踏み固めるのに、桜並木を作って花見客を呼び、吉原を移動させておっちゃんたちを...

元建設官僚の著者が、浮世絵を題材に、江戸の治水における知恵を調査・解説する。江戸も大坂も、かつては湿地帯。川の付け替え工事などで水の流れを御し、土地を乾燥させ、埋め立て、今の形になっている。 『日本堤』を踏み固めるのに、桜並木を作って花見客を呼び、吉原を移動させておっちゃんたちを通わせて、踏み固めさせた、、、ホンマかいな。人の欲求を利用するとは、すごいっす。

Posted by ブクログ

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