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クレインファクトリー 徳間文庫
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クレインファクトリー 徳間文庫

三島浩司(著者)

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クレインファクトリー 徳間文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2021/04/14
JAN 9784198946425

クレインファクトリー

¥935

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2021/09/15

無人工場のロボットが反乱を起こすところから始まるお話で、突き詰めると心って何だ?って行くお話です。 SFではありますが、とてもアナログな生活を送る少年が主人公で、これはSFの姿を借りたモラトリアム小説です。なので、ロボットとかAIとかを期待して読むと外すかもしれません。

Posted by ブクログ

2021/06/20

あんまりSFっぽくはなかったです。 千鶴とサクラがとっても哀しい。 ツルちゃんが愛おしい。 機械に感情移入するのも心なんですかね。

Posted by ブクログ

2021/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どれも近未来SFとは思えない、昭和の頃の下町人情物みたいな雰囲気が特異な一本。こーゆーのがジャンルの持つ巾なんだろう。  背表紙の惹句から判断すると、ターミネーターの後日譚みたいなものを連想してしまいそうだが、ロボットの反乱はあくまでも後景で、コアになるSF的ガジェットは〝分水嶺〟と呼ばれるもの。これの周囲では確率が歪み、例えばコインを千回投げたら表の目が502回出る。こんな僅かなひずみでも長いでも見れば、というので、これが闇取引の対象となって、それをまつわるあれこれが物語を動かすエンジンになる。 〝分水嶺〟の原理についての説明は一切なされないが、登場人物の言葉として、誰かが運命に抗ったとき、捻じ曲げられて怒った運命が、反抗を長い目で見てチャラになるよう、反対にねじ曲がった運命を生み出すのだ、というようなことが語られる。でここから、運命を換えられるのが人だ、というような議論が出てくる。この辺りは興味深いんだけど、お話としてはやっぱり少し華がないかな。

Posted by ブクログ

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